『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

弱者に優しい街作り

2006年07月04日 | Weblog
決して美談を言うつもりは無いんだけど・・・・

今朝は、いつも10時半に出勤している処を8時半に出勤。
当然ながら、駅の周辺は通勤客でごった返す。
最近、三鷹駅は駅前の再開発とやらで、エスカレータの整備や
エレベーターの整備が進んでいる。
そんな物使わなくても良い僕でさえ、駅の改札口に行くには
エスカレーターを使わないと、かえって遠回りになる。

歩道から登りのエスカレーターに乗ろうとしたら前の女性が
下りのエスカレータの方に進むので、よく見たら白い杖を持っている。
危険なので慌てて、彼女の腕をつかんで「こちらですよ」って
反対側のエスカレーターに誘導してあげた。

上まで到着すると、今度は杖を使って駅の改札まで行こうと
しているのだが、目が不自由な人を誘導する点字ブロック(凸凹の黄色いライン)が無い!
案の定、彼女は少し戸惑っている上に、通勤客が物凄い勢いで
向かってくるので、見かねて再び接近して僕の腕に捕まらせて
改札口まで連れて行ってあげた。
一緒に歩いて、僕の歩く速度が少し速くて怖いかな?なんて
思ってゆっくり歩いたり・・・・
お年寄りや、幼児も含め、そういう介助って難しいなと改めて感じた。

いつもこういった時に、都市の再開発やエスカレーター、エレベーターの整備は、健常者の視線で作ってるなって思う。
足の悪い人は、登りよりも下りの方が大変だ。
これは膝の半月板に亀裂が入っていて、ビッコを引き気味に歩く僕も感じること。
多かれ少なかれ、誰でもそういう経験はあるのではないだろうか?
でも、エスカレーターは圧倒的に登りの方が多い。
利用者も健常者が多く、身障者用のエレベーターも
お年寄りや赤ちゃん連れ、車いすを押しのけて、健常者が使っているのを良く目にする。

道路や通路の点字ブロック(っていうのかな?)も歩きやすく
出来るだけ人の流れに逆らわないラインを確保してあげないと
いけないのに、ただあるだけでそういった事は余り考えていない。
子供が生まれて、ベビーカーで街を歩く時に歩道の段差や
道路の傾斜が凄く気になった事があり、人に優しい街って
作るのは簡単じゃないなと思ったこともある。
みんなが、弱者に気を遣って行ける世の中になったら素敵だなと思う。

そうそう、僕が政治に興味持つのは、そういった弱者に優しい街作りは
行政でしか出来ないし、政治でしか変わらないと思うから・・・・。
偉そうなこと言っちゃった!
でも、今朝は自己満足ながら良い気持ちになれた瞬間でした。
コメント
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