『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

25年間、いい仲間

2009年02月19日 | Weblog
先週、慰労会を開いた先輩が今日定年退職になった。
職場の挨拶よりも、昼休みに最後のミニゲームを楽しみに来た様子。
25年前に全盛期のサッカー部を支えた先輩。
その当時、センターバックだった僕の右サイドを守っていて
うるさく怒鳴る僕に、文句一つ言わずチームプレイに徹してくれた御仁。

お世辞にも、プレーは華麗さや上手さなど無かったが、
基本に忠実で、献身的にディフェンスと言ういわば縁の下を支える
ポジションをやってくれていた先輩。

数年後に一線を退き、その後はチーム付きの2級審判員として、
試合以外の部分でチームに貢献していただいた。
審判が居ないと社会人リーグに加盟できない事を考えると
先輩の功績は、目に見えない部分で多大なものがあった。

そんな事もあって、今日はゲームに参加しなくても、かつて一緒に
戦った仲間がゴール裏で観戦。

僕の『判ってるな?思い切り削れ!』の言葉に、皆が笑う。
そしてゲーム開始。
先輩を加えた僕等のチームは、シニア中心のパスサッカーをする「オヤジチーム」
対する相手は、現役中心のカウンターサッカーをする「若手チーム」。

ギャラリーだけで6人も揃い、いつに無く皆のプレイに力が入る。
僕もギャラリーに良いところを見せようと、試合の時のように
激しくチェックに行く。
そして攻撃に転じると、いつも以上に走りもスピードが出たような気がした。

僕らは先輩に出来るだけボールに触ってもらおうと、丁寧にパスを回す。
先輩が囲まれた時に、ボールを放せるような位置で僕がサポートする。
一回、敵を外して再び先輩にパスを返す。
相談したわけじゃないけど、長年やってきた仲間だけに、
皆がそういうプレイに徹する。

そして、両チームを通じて、最初にネットを揺らしたのが、
丁寧にボールを繋いだ我々「オヤジチーム」の、先輩が放ったシュート。
決まった瞬間に、皆が拍手して先輩に贈る。

いい仲間。25年間、楽しくやってこれたのも、この先輩が居たお陰です。
最後に皆が集まって記念撮影。

長い間、ありがとうございました。
コメント
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