かつて、出場したヤマハのポップコン東北大会繋がりで知り合った
某テレビ局のディレクターさんのブログを見て思ったこと。
彼は僕よりちょっと歳下ですが、物凄い頑張り屋のようだし
時間感覚の無いハードなテレビの仕事の第一線で活躍されている。
彼が担当する番組は、これを読む殆どの方が一回は目にしていると思います。
彼曰く、「視聴率を稼がなくては番組の存続が危うい・」・・・
これは僕の業界でも同じ「売れない商品」みたいなものでしょう。
今回は「バレーボール・ワールドグランプリ」で大変だったご様子。
開催国枠で出た日本チーム、結果は最下位。
まるで6大学の東大を見ているような気分・・・とまで酷評しちゃった。
その上、生意気にも、「スポーツ番組の作り方がバラエティー化している」
と、製作についても批判。身の程知らずとはこの事です。
そんな批判のコメントにも、彼は真面目に応えてくれる。
お住まいが会社の近くだったりと、何かと気になる彼の
担当するスポーツ番組は出来るだけ観る様にしている。
そこで、ちょっと気になったのがバレー女子日本代表の名前「火の鳥JAPAN」。
たしかこの手の名前は、「なでしこJAPAN」が始まりだったような気がしますが
野球の「侍」だとか、今回の「火の鳥」だとか、マスコミが作った名前に
凄く違和感を感じ、赤面しそうになるのでございます。
マスコミが名づけなくとも、「キングカズ」や「ゴン中山」は自然と語られる。
昔、「ジャンボ尾崎」に対抗して「コンコルド青木」
なんて阿呆な名付けもあったりしましたが、結局自然発生の「ジャンボ」は語られ
「コンコルド」は、口にするのも恥ずかしいくらいだった。
当たり前のごとく、マスコミすらも使わず、結局消えて行きました。
スポーツ番組の盛り上げ方って、非常に難しいと思いますが
多くの日本のスポーツは、一度世界の頂点に立つと浮かれてしまい
挙句の果ては「お家芸」などと、何か勘違いして、その実績に胡坐をかいて、
気が付いたら、いつの日か世界の潮流に乗り遅れているばかりか、
取り残されて追いつけなくなっちゃったという歴史の繰り返し。
古くは水泳、そして体操、バレーボール、レスリング、柔道、スキーのジャンプ、
卓球、バドミントン・・・・そして、勘違いの典型がサッカー。
近年では、剣道でさえ韓国やドイツに苦杯を舐めている有様。
それでも、国を挙げて盛り返しつつあるサッカーは、
やっとWカップに出場する事が定着してきてはいるけど、実力は欧州で中位以下。
半国技の野球でさえ、プロ選手が出ないと勝てないレベル。
野球はワールドスポーツじゃないから、WBCなんて言って
サッカーの向こうを張っているつもりでも、競技人口が少なさゆえに
Wカップの優勝と比べると、遥かに見劣りがする。
そこで盛り上げようと野球では、いまだに「長島」頼み。
球界そのものが、そういう体質だから仕方が無いけどね。
そもそも、マスコミは底辺拡大のためにどれだけ努力してるんだろう?
強いて挙げれば、高校野球の朝日新聞、日本テレビの高校選手権くらい。
バレーボールはお台場のテレビ局があれだけバックアップしているにも関わらず
さりげなさが足りないから、直前の番組宣伝にしか写らない。
まだまだマイナースポーツゆえの悲しさかも知れないけれど、
本人いわく、「単なるスポーツ馬鹿」と言う彼らの努力が報われない
(視聴率云々ではなく、スポーツそのものが盛り上がらない)。
それが、何とも気の毒で仕方が無いのです。
僕が好んでテレビを観なくなって久しいけど、
テレビを点けると写るのがいつもお笑いタレント。
それも、何処が面白いの?っていう芸人が、ただうるさいだけ。
スポーツ番組のゲストも、知ったかぶりの歌手やアイドルだったり
やっぱり、観ていて阿呆らしくなるような出演者。
欧米では、過去の偉大な選手は今でも永遠のヒーローとして尊敬されるのに
日本はせいぜい長島さんくらいでしょう?
国民性というか日本のスポーツは、何を取っても底が浅い。
マスコミは、もう少しビジョンを持ってスポーツを扱ったら?
なんて思ってしまうのであります。
とは言え、現場の人間は皆、「単なるスポーツ馬鹿」なのかも知れない。
某球団の大ボケオーナー、Nつねさんのような、スポーツ文化ってものを
まったく理解していない人が、テレビ局の上層部に多いんじゃないかな?
てな訳で、せめてこの日記をご覧になった方は、スポーツ番組を
もっと観てあげて欲しいと思ったりして・・・
頑張れ!テレビ屋・・・・
某テレビ局のディレクターさんのブログを見て思ったこと。
彼は僕よりちょっと歳下ですが、物凄い頑張り屋のようだし
時間感覚の無いハードなテレビの仕事の第一線で活躍されている。
彼が担当する番組は、これを読む殆どの方が一回は目にしていると思います。
彼曰く、「視聴率を稼がなくては番組の存続が危うい・」・・・
これは僕の業界でも同じ「売れない商品」みたいなものでしょう。
今回は「バレーボール・ワールドグランプリ」で大変だったご様子。
開催国枠で出た日本チーム、結果は最下位。
まるで6大学の東大を見ているような気分・・・とまで酷評しちゃった。
その上、生意気にも、「スポーツ番組の作り方がバラエティー化している」
と、製作についても批判。身の程知らずとはこの事です。
そんな批判のコメントにも、彼は真面目に応えてくれる。
お住まいが会社の近くだったりと、何かと気になる彼の
担当するスポーツ番組は出来るだけ観る様にしている。
そこで、ちょっと気になったのがバレー女子日本代表の名前「火の鳥JAPAN」。
たしかこの手の名前は、「なでしこJAPAN」が始まりだったような気がしますが
野球の「侍」だとか、今回の「火の鳥」だとか、マスコミが作った名前に
凄く違和感を感じ、赤面しそうになるのでございます。
マスコミが名づけなくとも、「キングカズ」や「ゴン中山」は自然と語られる。
昔、「ジャンボ尾崎」に対抗して「コンコルド青木」
なんて阿呆な名付けもあったりしましたが、結局自然発生の「ジャンボ」は語られ
「コンコルド」は、口にするのも恥ずかしいくらいだった。
当たり前のごとく、マスコミすらも使わず、結局消えて行きました。
スポーツ番組の盛り上げ方って、非常に難しいと思いますが
多くの日本のスポーツは、一度世界の頂点に立つと浮かれてしまい
挙句の果ては「お家芸」などと、何か勘違いして、その実績に胡坐をかいて、
気が付いたら、いつの日か世界の潮流に乗り遅れているばかりか、
取り残されて追いつけなくなっちゃったという歴史の繰り返し。
古くは水泳、そして体操、バレーボール、レスリング、柔道、スキーのジャンプ、
卓球、バドミントン・・・・そして、勘違いの典型がサッカー。
近年では、剣道でさえ韓国やドイツに苦杯を舐めている有様。
それでも、国を挙げて盛り返しつつあるサッカーは、
やっとWカップに出場する事が定着してきてはいるけど、実力は欧州で中位以下。
半国技の野球でさえ、プロ選手が出ないと勝てないレベル。
野球はワールドスポーツじゃないから、WBCなんて言って
サッカーの向こうを張っているつもりでも、競技人口が少なさゆえに
Wカップの優勝と比べると、遥かに見劣りがする。
そこで盛り上げようと野球では、いまだに「長島」頼み。
球界そのものが、そういう体質だから仕方が無いけどね。
そもそも、マスコミは底辺拡大のためにどれだけ努力してるんだろう?
強いて挙げれば、高校野球の朝日新聞、日本テレビの高校選手権くらい。
バレーボールはお台場のテレビ局があれだけバックアップしているにも関わらず
さりげなさが足りないから、直前の番組宣伝にしか写らない。
まだまだマイナースポーツゆえの悲しさかも知れないけれど、
本人いわく、「単なるスポーツ馬鹿」と言う彼らの努力が報われない
(視聴率云々ではなく、スポーツそのものが盛り上がらない)。
それが、何とも気の毒で仕方が無いのです。
僕が好んでテレビを観なくなって久しいけど、
テレビを点けると写るのがいつもお笑いタレント。
それも、何処が面白いの?っていう芸人が、ただうるさいだけ。
スポーツ番組のゲストも、知ったかぶりの歌手やアイドルだったり
やっぱり、観ていて阿呆らしくなるような出演者。
欧米では、過去の偉大な選手は今でも永遠のヒーローとして尊敬されるのに
日本はせいぜい長島さんくらいでしょう?
国民性というか日本のスポーツは、何を取っても底が浅い。
マスコミは、もう少しビジョンを持ってスポーツを扱ったら?
なんて思ってしまうのであります。
とは言え、現場の人間は皆、「単なるスポーツ馬鹿」なのかも知れない。
某球団の大ボケオーナー、Nつねさんのような、スポーツ文化ってものを
まったく理解していない人が、テレビ局の上層部に多いんじゃないかな?
てな訳で、せめてこの日記をご覧になった方は、スポーツ番組を
もっと観てあげて欲しいと思ったりして・・・
頑張れ!テレビ屋・・・・