再始動、ヘッポコギターデュオ「Charlie＆UG」

知る人ぞ知るヘッポコギターデュオ、「Charlie＆UG」。

毎年、僕が芝居の稽古で土日の時間を殆ど取られてしまう関係で、
5月に練習したきり、3ヶ月間活動を休止していたのですが、
芝居の公演が終わった直後、「そろそろやりましょう」と相方に連絡して
今日から、ヘッポコギターデュオが再始動。
そもそも、僕の我侭で待たせて居るのに、相変わらず相方は快く受けてくれる。

相方は仕事の帰り。
スーツを着てギターを背負っている姿は、どう見ても『流し』のおじさん。
まぁ、相方は練習の後にまた関内あたりのライブハウスに出かけるんだろうし
たまに、お店でギター片手に歌っちゃったりするんだろうから
『流し』に見えても、あながち間違いじゃないかも・・・・

いつも練習は高円寺のスタジオ『AFTER BEAT』。
このスタジオ、タバコを吸いながら練習できる上に、スタジオ代が安い。
以前は御茶ノ水の宮地楽器を使っていたのだけれど、
一時間4000円でマイクが有料なので、2人で練習すると一回5000円。
その上、タバコを吸いたくなったら外へ出ないといけないから
どうしてもロスタイムが多くなる。
そういう点も含めて、高円寺の『AFTER BEAT』で練習をやるようになってからは、
マイク使用料込みで一時間3000円だから、感覚的には半額。
遊びとは言え、コストパフォーマンスは馬鹿に出来ないし、
安いから、練習の回数も増える。良い事ずくめなのであります。

さて、久しぶりの音出し。僕は久しぶりにナイロン弦のGodinを持って行った。
相方はここ一年ほど使って居るFenderのエレアコ。
正直言って、練習には良いけれど音的には何処か物足りない。
音の深みというか、何となく箱鳴りが少なくて、薄っぺらな音がするんだよね。
エレアコだから判らないようで、以前使っていたYAMAHAのエレアコに比べると
格段に音が違うのが解る。本人も気がついているみたいだけれど
会社の帰りに持って歩くには、軽くて小さい方が良いから仕方が無い。

今日は久しぶりなのでカバーの曲を2曲。
あらかじめ練習しておいたので、意外とすんなりと演奏出来ちゃった。
最近、オリジナル曲は僕が唄う曲を練習する事が多かったんだけれど、
今日は相方がボーカルを取る曲を中心に練習。
でも、いつもに比べて声が出ないのですよ。
「昨日、呑んだでしょう？」と僕が訊くと「へへへ」と笑う相方。

でも、今日は練習と言うより音を出して遊ぶ・・・・と言った感じ。
リラックスして、くだらない会話を交わしながら2時間ほど「音遊び」。
考えてみれば、我々が2人でやるようになってからは、練習というと
こういった「音遊び」のような時間を過ごす方が多いかな？
それでも、「ここ、こういう風にしてくれる？」といった風に
僕からあれこれ注文をつけるほうが多いかな？
相方が注文つけることは、殆ど無いような気もする。
打ち合わせしてやるような、高度な音楽をやって居る訳じゃないし
そういった音楽って、型にはまっちゃって面白くない。

来月から、また市川辺りで活動再開しようかと思ってます。
新曲もすでに一曲出来上がっているし、芝居でずっと休んでいたから、
とりあえず何処でもいいから演奏したい。
ちょっと、そういう刺激に飢えてる感じもします。