今日はとある人に読んで欲しくて書いてみました。
僕の友人に、膵臓癌で旦那さんを亡くした人が居ます。
その旦那さんは、高血圧、高脂血症、軽度の糖尿病などの
いわゆる成人病のオンパレードで、知らないうちに沈黙の臓器
膵臓に癌を発生し、病気が発覚した時には既に手遅れでした。
丁度、僕の年齢の頃だったそうです。
僕は数年前に、ダイエットを試みました。
目的は脇腹の肉の塊をつかむ、劇団のババアを見返してやる為でした。
その頃の僕はサッカーをやっているにも拘らず顔も丸く、
体重が84kg、体脂肪率25.4%と完全な肥満でした。
当然、走ると膝が痛くなる、そして体の切れも無い。
ダイエットは食べてダイエットする『1日5食ダイエット』を自分流にした方法で
2週間くらい経過してから体脂肪率に変化が現れました。
25%以上あった体脂肪率が、毎日少しずつ下がって行きました。
体脂肪率が22%くらいまで下がった所から体重にも変化が現れ、
右肩下がりで体脂肪率と体重が徐々に減り始めました。
そして4ヶ月後、体重が16kg減の68kg、体脂肪率が12%減の13.8%まで下がったのです。
そして今はダイエットして居ないけれど、体重は71~72kg前後、
体脂肪率は16%台を維持して居ます。
ダイエットには目的があって、ただカロリーを下げても駄目です。
例えば極端な言い方をすれば、一日の摂取カロリーを守って、
全て油で摂取したとします。カロリーを守ってもこれでは意味がありません。
この記事を読んで欲しい人は、カロリー制限が目的になってしまっている。
見ていると、友人の旦那さんが辿った道とそっくりなのです。
友人の旦那さんは、高脂血症だと言うのにラーメンや外食が好きだった。
アルコール依存症の人が酒を好むように、高脂血症の人は脂を好む。
病気がそう云ったものを欲しがるんですね。
今流行りの『ココナッツオイル』を何にでも使って食べている。
体に良いと言われて居ても、所詮は脂。
案の定、体重が12kg減ったのに体脂肪率はいまだに30%もある。
これは筋肉が落ちて居るにほかならない。
筋肉量が減ると、代謝も悪くなる。つまりは体脂肪率は落ちないのですよ。
これは理屈通りの結果だと僕は見ている。
だから警鐘を鳴らしているんだけれど、聞く耳を持たないのです。
毎日、フェイスブックに載っているのが食べ物の話題ばかり。
見ると、僕以上に体に悪いものを毎日摂取して居る。
それを見て、周りは『美味しそう』だとか言って持て囃す。
気がついたら・・・・成人病が蔓延する体になっていたなんて事になりそうで、
本当に心配して居るのに・・・・・。
糖尿病の気もあるらしいから、失明したら大変です。
そんな病気になったら、誰が面倒看るのだろう?
少し真面目に他人の言う事に耳を傾けて欲しいなぁ・・・・
僕の人生の大事な、かけがえのない友人なのだから。