『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

会社人生に一区切り

2015年10月28日 | Weblog
明日、正確には今日を最後に会社人生へ一区切りをつける前の長期休暇に入ります。
今日は、その旨を伝えるため、社長室を訪ねました。

社長にはこの2年間、色々と気を遣って頂きました。
とある会社から誘われていて、もう少し自分の経験を生かせそうなので、
その会社に、世話になるつもりだと今後の身の振り方について話しをしたら、
社長から『お前は、技術者として幸せだな』と意外な言葉が返ってきました。

社長の話はこうだった。
『会社を辞めて、自分で会社を作ったまでは良く聞く話だけれど、
自力で会社をやるだけの能力や市場開拓力が無くて、
その殆どが、この会社に仕事を貰いに戻ってくる。
結局、雇用延長を含めて、殆どがこの会社にぶら下がっている人間だ。
技術者としての能力を買われて、他の会社に行く人間はお前くらいじゃないのか?』…と。

そう言われてみると、辞めたはずの人間がいつの間にか会社に戻っていたり、
会社を作ったは良いけれど、他の会社では通用しなかったりで、
結局は会社に頼って来るしかないのが実情。

定年退職した人が雇用延長して、契約が終了したにも関わらず
さらに嘱託として居座っているケースも良く見受ける。
そういう人は、会社で何をやっているのか?
その経験を買われているのなら、若い世代に伝えるべきなのに、
個人のスキルとして保身のために、次の世代に引き継がせるようなこともない。
ただ、会社に縋り付いているようにしか見えない人が如何に多いか・・・・

まぁ、まだ子供が居たりで生活がかかっている人も居るだろうから、
一概に切り捨てられないのかもしれないけれど、何だかねぇ・・・・。
そういうお金を出せる余裕がある会社なんだって考えるしかない。

社長にそんなことを話されて、僕は社長の言うとおり
『技術者として幸せ』だと思うし、稀なケースかも知れない。

色々と大変な仕事が沢山あったけど、やるべき事はやった。
そう考えて、会社人生に一区切りつけることにしました。
コメント
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