『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

嬉しい半面、ガッカリ半分。

2017年04月12日 | Weblog

芝居の講演が終わって、一区切りついたところで、
今週から、いよいよサッカー中心の生活にしようと思っていました。
ところが月曜日は、朝から雨降り。
その雨も夕方には上がって、今日はちょっと風があったけれど
晴天でサッカー日和。

朝一番のリハビリが終わって、フルーツ入りのヨーグルトに
シリアルで腹ごしらえして、10時半に秘密基地を出発。
昼のサッカーをやるために退職した前の会社に向かった。

到着してさっそく入溝手続き。
今日の守衛さんは初めて見る人で、僕の事を知らないみたい。
それでも、僕の場合は面会者が居るので問題なし(?)

着替える前に、元部下と言うより弟子にバッタリ遭遇。
僕の2番目の弟子、いわゆる『秘密部隊』の小隊長M君です。
懐かしい、超高圧電子顕微鏡の建屋から出て来た処だったので
今は何をやってるんだ?って訊いてみた。

そうしたら僕が退職前に若手(弟子になりきらなかった)に
やらせようとしていた高圧電源の実験をしていると言う。
何でも3年かかっても、本社の設計では作れていないらしい。

それで高電圧グループのエースである小隊長に声がかかったらしい。
僕が知る限り、僕のノウハウを教えてあるのはこの小隊長と
もう一人の一番弟子なのだけれど、実際に物を作るとなると
この二人以外には出来ないだろうと思っていた。

それで、子会社の若手にも定年退職前にノウハウを伝授するつもりで
色々とやらせていたのだけれど、組織がそれを受け入れず、
なおかつ本人に意欲が無いので、そのまま消滅してしまった。

小隊長の話を聞くと、何だか想像通り。
担当部署は実験のデーターを残していない。
だから実験が上手く行かなかった反省材料も、残っていないのです。
小隊長はまず、それを聞いてレベルの低さを感じたそうです。
弟子はそういう事が当たり前になっているのが嬉しかったですね。

実験は上手くいっていて、手応えがある様子。
まぁこの男なら何とかなるだろうと思って、ちょっと安心した。
でも、3か月で終わると思ったら半年かかった・・・・
と言うので、『この電源は、評価して市場に出すには3年かかるよ』
って、焦らずにじっくりやるようにアドバイスした。
そうしているうちにサッカーをやる時間になったので、
僕はその場で弟子と別れた。

久しぶりのサッカーは、思うようにボールが蹴れなかったけれど
やっぱり楽しいし、体を動かすって本当に気持ちいいって感じた。
サッカーを終えて、仕事に向かった。

帰宅して、弟子の実験の事が気になった。
それで寝る前にメールで、気になっていることを書いて
夜中にメールした。

弟子が僕のやろうとしていた事をやり始めたことが嬉しかった。
でも、正直な気持ちを言えば僕がやろうとしてからすでに4年が経過。
僕が若手にやらせて計画通り進んだなら、
今頃は商品として世の中に出ていただろうな…って、
ちょっと悔しく、ガッカリとした気持ちになったのでした。

コメント
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