世の中には色々な人が居る。
自分が完璧な人間だとは思わない、少なくとも僕はそう云ったものから
一番遠いところに居る存在なのだと常々思っている。
そんな僕が一番大事にしているのは『気配り』。
というと、他人にいつも気遣っているように感じるかも知れないけれど
それはちょっと違う。
『気配り』って言うのは、時には無視してあげる事も必要。
何かに悩んでいるようなときに、敢えて声をかけなかったり、
そう云う部分は、凄く大事な事だと思っている。
でもね、もっと小さなことも沢山ある。
例えば、今日あった事。
3週間くらい前から、事務所のオバサンが風邪をひいて咳をしていた。
僕だったら、まず最初に思うのは『休む』こと。
普段から、仕事に行くのが面倒くさいと思って居る人間だから
風邪をひいたら『休む』事がまず頭に浮かぶ。
でもね、本当は『他人に迷惑をかけない』事を考えているのですよ。
最悪でもマスクをして、出来るだけ人と離れて居たりする。
そのオバサン、無神経にゲホゲホと咳をして職場に来る。
最初に僕が風邪を伝染されて、僕は激しい咳で3日間仕事を休む羽目になった。
翌週、咳が治まったのでマスクをして出社したら、今度は他の人も咳をしている。
結局その人も、翌日から体調不良で欠勤。
オバサンは医者にもかからず、いまだに咳が止まらないのだけれど
咳が治まってきたらマスクもしないで事務所に来ている。
『咳が出るならマスクぐらいして来い』と言っても、
『もう大丈夫なんです』なんて、自分の事しか考えて居ない。
こういう人に何を言っても無駄なんですね。
こういう人の『気配り』は自分に対してのものであって、
『他人に対する気配り』ではないのです。
そして、こういう人のする仕事は、想像できるでしょう?・・・・
無神経で相手の事を考えて居ない、やりっぱなしの仕事になる。
何だかねぇ・・・・・