『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

いよいよ始動

2018年12月09日 | 定年退職後の人生

今日からいよいよ来年の公演に向けた稽古が始まりました。
次回の公演は『さようなら、私たちのララバイ』と言うお芝居です。
内容については、秘密にしておきましょう。

次回の公演は、東京芸術劇場からの提案を受けて5月連休明けの平日開催。
しかも、今年まで使って居たプロセニアムステージの『シアターウェスト』では無く
オープンステージの『シアターイースト』での開催。

去年まで使って居た『シアターウェスト』のプロセニアムステージは、
「額縁舞台」とも呼ばれ舞台がテレビ画面のように縁取られ緞帳などの舞台幕があるのが特徴。
これらによって舞台と観客席が分けられるので「閉じた舞台」とも呼ばれています。

対して『シアターイースト』のオープンステージは、舞台と観客席の間に仕切りや幕類などがない為に、
演者と観客の間に適度な緊張感を生み、空間の一体化を生むので「開いた舞台」とも言われます。

オープンステージには幾つか種類があって、主なものは
☆アリーナステージ形式
「青山円形劇場」のような、舞台の四周囲を客席がぐるりと取り囲む形式。
ひとつの空間にすっぽりと納まったような一体感が感じられます。
☆エンドステージ形式
長方形の空間の一辺(エンドライン)を舞台にし、その向かい側に客席を設けた形式。
プロセニアム舞台に近いですが、額縁構造や舞台幕が存在しないので客席との一体感が保たれます。
☆スラストステージ形式
エンドステージの舞台から客席方向に、広めの「花道」のような張り出し舞台を突出させた形式で、
その三方を客席が取り囲みます。
☆スリーサイドステージ形式
舞台の三方向を囲むように、または舞台を中心にして扇が開いたように客席を設けた形式。
エンドステージよりも空間の広がりが感じられるのが特徴です。
東京芸術劇場の前に使って居た「青山円形劇場」では、舞台をこの形にして使用して居ました。

と言う訳で、今回の舞台はお客さんとの距離感や、舞台の空間が広くなるので難しそう。
それに舞台の仕込みも、「額縁舞台」のように簡単じゃないので舞台でやる通し稽古が、
前日に出来ない可能性が高く、本番の直前の午前中にやる話もあって、そうなると、
平日の通勤ラッシュとかち合うので、高齢の劇団員はそれだけで大変そう。

そんな訳で次回公演は、色々なハードルを乗りきらないとダメそうです。
皆さんのご来場を期待しております。

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