『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

今年初の『仕事』

2021年02月17日 | 定年退職後の人生
今年になって初めて、修理案件の依頼が来て今日はその見積もりに事務所へ出向いた。
2か月近くの間に、僕が作業するスペースはすっかり様変わり。
修理品を置いていた棚が、胡蝶蘭の越冬のために温室になっていた。
ずっと仕事が無かったので、全然気にならなかったのだけれどちょっと驚きましたね。

そして修理品の受け入れ検査を始めようと思ったら、所長が何やら相談に来た。
何でも顧客から、3種類の古い装置を新規に作って欲しいという依頼があったらしく、
その作業を僕にやってもらいたいという話。

ひとつはすでに製造中止の連絡をしている上に、電気部品も手に入らない。
新たに設計して作るには、値段が折り合わないので却下。
2つ目は機械部品だけの組み立て。
組み立て作業だけならば、誰でも出来る仕事。
そして3つ目は電気系の配線がある、ガスの流量コントローラに繋いで使う装置。
いずれも出荷検査があって、慣れている僕にやってもらいたいらしい。
修理以外の仕事は出来るだけやりたくないのだけれど、他にやる人が居ないので仕方が無い。

今日は修理品の受け入れ検査をやって、受け入れ報告書と見積書を作って終了。
修理の依頼が来たら、再び出向いて作業に取り掛かる。

帰りに三鷹の自宅へ寄って、郵便物などを受け取って帰って来たのだけれど、
僕の仕事についてちょっとした会話をした。
嫁さん:『仕事があって、働けるうちは働いたほうが良いんじゃない』
僕: 『行くのが面倒で、もう仕事はしたくないんだよ』
嫁さん:『仕事があって、頼られるなんて幸せじゃない・・・』
僕: 『君が毎月がボーナスみたいって言ってたくらい、残業したりで定年まで散々働いたよ』
嫁さん:『時間も自由で、お金もいいのに贅沢な・・・』
僕: 『金が良くても、誰でも出来るような仕事はつまらなくて、やる気がしないんだよ』
嫁さん:『私は働けるなら、それだけで嬉しいけど』
僕: 『色々チャレンジしながらワクワクする仕事じゃないとやる気がしないんだ』

僕: 『お金に困って居る訳じゃないし、年金で十分生活できるでしょ?』
嫁さん:『さらにお金があれば、今やってるリフォームだってもっとお金かけられるじゃない・・・』
僕: 『まぁ、それはそうなんだけれどね・・・金のために不本意な生き方をしたくないんだ』
嫁さん:『好きなようにすればいいけれど・・・そんなことしてたら、どんどん老け込んじゃうよ』

こんな会話をするようになったのも、別居するようになってから。
以前はこんな会話はほとんどしなかったですね。
加えて、ここ一年はコロナで月に数回顔を合わせるだけ。
結婚してからずっと、僕が好き勝手に生活するのを容認してくれている嫁さん。
感謝しています。
コメント
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