カツオの烏帽子

クラゲの一種「カツオの烏帽子」が大量発生しているそうですね。
写真にあるように、浮袋のような体に2mくらいある触手。
この触手に猛毒がある、恐ろしいクラゲです。

若い頃にウィンドサーフィンに夢中になっていた時に、
この触手に触れて、その毒で呼吸困難になったサーファーが、
救急車で搬送される場面を何度も目撃している。

このクラゲ、海岸に打ち上げられて死んだ状態でも触手の毒はあって、
うっかり踏んだりすると、その毒にやられることが良く有る。
子供が触ると命に関わるので、非常に危険ですね。

ウィンドサーフィンの仲間も、何人もこのクラゲに刺されて、
大事には至らなかったとはいえ、刺された痕が茶色いタトゥーのように
いつまでも残っているのが痛々しかったかな？
特に女性はその痕が長いこと残って、気の毒な感じがしました。

中には死んだ「カツオの烏帽子」を棒切れに巻き付けて、
「オラオラ･･･」なんてふざけている奴も居たけれど、
風に煽られた触手が自分の足に刺さって、苦しそうにしている
間抜けな奴も居たくらいです。

今となっては、そういった事はお笑いネタにしかならないけれど、
何だか懐かしく思って、ニュースを見ていました。