今日は池袋の多目的スペースで芝居の稽古でした。
通し稽古が始まってもう1か月になろうとしている。
ところが、通し稽古が一向に進まない。
まず、セリフが入っていないで台本を片手に稽古をしている人が居る事。
僕もその一人かも知れないけれど、少なくとも僕は台本を持たずに稽古している。
僕自身、ここ1か月は秘密基地で2~3時間ほどかけて最低1回は台本を音読して、
セリフを覚えたり、言い回しを変えてみたりして練習を続けている。
そのお陰で『てにをは』など、台詞の細かい部分で多少違っている事が有るけれど、
少なくとも芝居の進行に支障が出るほどのレベルではないと思っている。
芝居のセリフと言うのは、役者同士の言葉のキャッチボール。
なので、セリフがすんなり出てこないと相手にも影響を及ぼす。
僕もセリフを覚えるのが遅い方なので、あまり強い事は言えないけれど、
明らかに練習していない人は、稽古をしていて判るものです。
でも稽古が進まない一番の理由は、通し稽古の途中で芝居を止める事。
僕が劇団に入ったころは、通し稽古に入ったら取りあえず最後まで進めて
芝居の流れをつかんだ後に、返し稽古でダメ出しや、直しが入ったものです。
稽古時間は賞味3時間程度。
本読みの段階で、1時間半もかからない内容だったから、少なくとも一回は通せるはず。
今は、座長がいちいち止めて返すので、今日も最後まで行かなかった。
僕としては、とりあえず最後まで通してやったみたいと思っている。
まぁ、それでも公演までまだ1か月あるので、何とかなるでしょう。