西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

往来言葉の物語 28(節電節電)

2011年08月19日 21時08分00秒 | 往来言葉の物語
 28-1.大阪京橋の某喫茶店にて。初老の男女数人。

 女A「ここ暑いな、節電節電言うて、イヤラシナァ!」

 女B「ホンマニナァ」

 男A「(横の席の私をチラチラ見ながら)……」



 28-2.近鉄南大阪線電車内にて。老夫婦。

 老女A「これ何や寒いぐらいやな。節電節電言うてる時に……」

 横に座るご主人と思しき男性は、それに返事をすることもなく、まったく別の話を大声で喋っていた。


 喫茶店も電車も、同日の出来事。



 ちなみにすぐ近くにいた私達夫婦は、どちらも暑すぎず寒すぎず、まずまず快適な温度設定だと感じていた。

 人それぞれ、体感気温は違う。


 なかなか、何もかもひとつにはなれないし、無理やりひとつにならなくてもいいのではないか、と思う。



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