西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

往来言葉の物語29(富田林が海底に)

2012年10月16日 13時04分00秒 | 往来言葉の物語
 29.富田林市内の某医院の待合室。老女の会話より。

「金剛大橋が水に浸かったら、サンプラなんかもう海底やがな!」





 
 比較的災害の被害を受けることが少ない、南大阪を表現したかったのだろう。

 石川に架かる金剛大橋近くにあるスーパマーケット「サンプラザ富田林店」は、川の堤防からもなお低い土地、いわゆる「ゼロメートル地帯」にある。故に万が一川が氾濫して洪水になった際は、 なるほど店はどっぷり水に浸かってしまうことが想像される。

 それにしても、川の氾濫でいきなり「海底」とは……。

「私な、雷落ちるとこ見てんで! そらもう辺り一面真っ白やがな! PLの花火の最後んとこみたいやったで!」


 いかにも富田林のオバアチャンらしい、発想が面白い!


スーパーマーケット「サンプラザ」
http://www.super-sunplaza.com/


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