そういえば2歳馬のことにほとんど触れてませんでしたから、今回はとうの昔に決まっていた馬名とともに紹介していきましょう。
マイスターヴェルク(牝、父ドレフォン、母マスターワーク)
馬名はドイツ語で「傑作」
牝馬ながら募集時から50kgも体重が増えて近々では494kgと立派な馬体です。
ドレフォン産駒だし勢司厩舎を踏まえると体質か脚回りに難がありそうな気がしますが、そこがセーフなら案外やれるんじゃないかな。
ヴィジブルライト(牡、父ヘニーヒューズ、母スペクトロライト)
英語で「可視光線」という意味の馬名。
ライトウォーリアの半弟で兄の川崎記念優勝でデビュー時には注目が集まりそうです。
まだスクミを見せるなど弱さはあるようですが、格好はずっといいまま来ていますし486kgと馬格もありますから、ひ弱さを出さなければうえを目指せるのではないかと、この世代の中でも個人的に期待している一頭です。
イマージョン(牡、父ロードカナロア、母アディクティド)
馬名は英語で「没入」の意
馬体重が465kgと標準的なサイズでタイプとしてはスビードとバワーを武器とするマイラーを匂わす近況です。
ロードカナロア産駒って1~2歳時の育成で順調さを欠く馬がやたら多くて、本馬も決して丈夫そうには見えない点が不安ですが、いまのところはトラブルなく調教を消化できています。
一つ上の姉、アッファシナンテが夏デビューからの屈腱炎で早々に引退してしまい、そちらにも出資していてとても残念でしたので、本馬は秋~冬デビューで構わないのでケガなく育てていってもらいたいですね。
チューラワンサ(牝、父レイデオロ、母ディーパワンサ)
スリランカの年代記が馬名の由来。(沖縄方言の“美らワンさ~”ではありません)
馬体重が408kgと小柄で増えてこないのが不安しかありませんが、調教そのものは至って順調で牧場の感触もまずまずなんですよね。
体高が低いけど横幅があるらしく非力さがあるわけではないそうで、たまにいる小さくても走れてしまうパターンであってほしいもの。
それでもあと30kgは増えてほしいですね。
レイデオロ牝馬の勝ち上がりが極端に少ないのも不安で、私のメインステーブル(笑)の高野厩舎になっている点だけが頼みの綱です。
トロワヴァレー(牡、父アルアイン、母レディドーヴィル)
フランスのスキーリゾート地からの命名
良血揃いのキャロットにしては地味目の血統で、アルアインの初年度もコスモキュランダ以外は目立つ馬がいないのが気掛かり。じゃあ本馬が第二のコスモキュランダになりうるかというと、確率的にもそれはないでしょう(笑)
でも馬体のバランスや465kgと程よい馬格、そして調教動画を見る限りでは悪くはなくてむしろ好感が持てるくらい。一つ二つ勝つのはハードルとしては決して高くはないでしょう。
アルアインは現役時代に好きだった馬でしたし、まずは勝ち上がって息長く楽しめる馬になってくれたらという思いが強いです。
アートレスマインド(牡、父マインドユアビスケッツ、母リチュアルローズ)
馬名の意味は英語で「純真な心」
体質の弱さがあるのか冬の間は調教を進めるごとに体を減らして坂路入りの本数をセーブしていたほど。それが春になってからは調教ピッチを上げても馬体を維持できていて、いまはハロン14秒ペースまで進んでいます。
馬体重は434kgと牡馬にしては小さく、ダート色が強い血統背景を踏まえればあと40~50kgくらい増えてほしいものですが、さすがにそれは無理かなあ。
馬体は小さめですが、それがいい意味の軽さに繋がって芝の1200mとか1400mで走れたりすると嬉しいですね。
キャロットはこれらの6頭と先日の再募集馬(ココシュニックの22)で、あとはG1TCのブライトビギニング(ブライトリビングの22)がいます。
ブライトビギニングについては次回にどーんと書いていきますが、そのときにはココシュニックの22の馬名も決まってるかな。
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