苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2011年2月13日(日)【京都・愛宕山】 其の二《完》

2011-02-24 | 京都周辺エリア


【京都・愛宕山 其の一】










8時05分 清滝バス停
8時25分 お助け水
9時18分 五合目小屋
9時44分 七合目小屋

9時53分~10時32分 水尾分れ(お昼休憩)





10時51分 黒門

清滝バス停から2時間45分、水尾分れから次第に増えてきた人々の中、愛宕神社の総門に到着です。
真っ白い景色の中、隆とした姿を現す大きく黒い門に、誰も強い印象を受けるのか、
多くの人が立ち止まり写真におさめています。

黒門は京口惣門とも呼ばれ、愛宕山に白雲寺が在った、神仏習合時代の名残の門です。
1868年の神仏分離令により白雲寺は無くなりました。


















道の脇にどけられた雪に、さらに雪が積もったのか、かなりボリュームがある所も。
まったく今年は見事なまでの冬です。



















このあたりは白雲寺の伽藍跡地でしょうか。無闇に広々とした場所です。


















愛宕神社の社殿へと向かいます。




途中の社務所のような所に、自動販売機が設置されていました。ペットボトル300円、とても高い。
それと、ここへ来るまでには、ブルーシート(風よけ)の張られた休息所がありました。
冬の参拝客用にこしらえているようで、恐くて覗けませんでしたが、多くの人が休憩しているようでした。











雪の日にあまり上りたくもない階段が出現します。






































ストックがあれば、わりと雪の積もった道も歩けるものです(石突きのキャップは外す)。
万全を期すためには、アイゼンも装着した方がよかったのですが、
この日ボク達は使いませんでした。



・・・面倒だったから。






































































11時10分 愛宕神社本殿

ようやく本殿に到着しました。
設置されていた温度計を見ると「ー6度」でしたが、それほど寒さは感じませんでした。

少しうろうろし、すぐに退散します。



















ついさっき上ってきた門をくぐり、階段を下ります。






























11時14分 分岐

階段下の分岐を月輪寺へと進みます。






















山道へ入り、すぐに分岐が見えてきました。


11時16分 分岐

「月輪寺を経て清滝へ・90分」とあり、そちらへと進みます。

ボク達とは違う道を行けば、首無地蔵や竜ヶ岳方面です。

























白く彩られた木々、山々が視野いっぱいに広がっています。



















































このあたりは、雪に埋もれた下り道となり滑りそうで危険です。





でも、雪に浮かれるumeboc。

雪山といっても、フワフワとした深い雪に覆われているわけでもないので、
アイゼンとストックがあれば充分雪山歩きを堪能できます。










































11時26分 分岐

大杉谷分岐を左方向(直進)へと進みます。




















































月輪寺が見えてきました。
先を歩くうめ子を、いつものように撮影します。

「カメラカメラ!」

「連れの方が写真撮ってるわよ!」

と、前から歩いてきた女性がうめ子に注意を促しています。

「あー、連れですけど別に。」

淡々と歩くうめ子。助言にかかわらず立ち止まる事はありません。
ほぼ動きっぱなしの被写体撮影、ボクの腕もだいぶ上達してきたのではないでしょうか・・・





























京都市街が奇麗に見えています。
晴れていると、もっとクッキリとした景色が望めることでしょう。
























11時50分 月輪寺

愛宕神社から40分での到着です。
歴史のあるりっぱなお寺のようですが、あっさりと通過してしまいます。

車で来ることのできない山寺ですが、整備はきちんとされていて住職の人柄がうかがえます。




















































道標に月輪寺と空也の滝との中間地点とあります。
このあたりまで下ってくると、雪もほとんどとけてしまっています。









































12時30分

空也の滝への分岐のある合流地点です。
ボク達は橋を渡り、林道を清滝バス停へと向かって歩きます。























沢の水で靴を洗ううめ子



























林道へと出ました。
ここからは道なりに歩き、集落を抜け、バス停を目指すだけとなります。






































朝とはまったく異なる姿の渡猿橋周辺の景色です。















13時00分 清滝バス停




8時05分 清滝バス停

9時53分~10時32分(39分) お昼休憩

11時10分 愛宕神社

11時50分 月輪寺

13時00分 清滝バス停

4時間55分の山歩きでした。
予想外の雪山歩きを堪能してしまいました。今年の冬は素晴らしい。それではまったね~。


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2 コメント

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マイナス6度!もはや雪国。 (まる)
2011-03-01 21:08:36
樹氷みたいで、白い木々が美しいですね。

しかし、バカ者達の落書きには本当に辟易します。内容も低レベル・・・
低レベルな人間だから、落書きをするのでしょうけど・・・

ペットボトルが300円!確かに高い!
でも、搬入の大変さ、ランニングコスト、採算を考えるとこの価格になるのでしょうか。
夏場なら、愚痴を言いながら迷わず購入しそう・・・

積雪・・・時効ですが、昔は埠頭でドリフト遊びをしていたなぁ~飛距離と角度が出るんですよ~♪タイヤも擦り減らないし・・・
僕もバカ者か・・・
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遅くなりました。 (umeboc)
2011-03-04 08:40:57
まるさんへ。

我が家のパソコンが悪いのか、画像が多すぎたのか、コメント出来ませんでした。

この日の京都は寒かったです。でも、雪に興奮していたのか、山頂の寒さはまったく気になりませんでした。
それにしても、3日前まではぽかぽかして春だなぁと思っていたのですが、また急激に寒くなりました。気温も最高で7~8度と、冬に逆戻り。早く暖かくなってほしいような、ほしくないような・・・

若気のいたりってありますよね。ボクも若い頃は高速で渋滞してると、横の路肩を激走したりとやんちゃしてました。
テレビなんか見てると、偉い人が偉そうなことを言ってますけど、みんなそうなるまでにはかなりやんちゃしてたハズだ、なんて思います。
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