もう7~8年前になりますが、この本を読もうと思ったのは、
単純に舞台が静岡だったから・・・。
乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」。
新静岡センター、柚木自動車学校、カネボウ通りなど
静岡の地名がそのまま出てくるのがおもしろくて、
どんどん読み進んでいく。
そして、最後の2行で、「えっ、ウソ!!」と大どんでん返しがあり、
思わず2度読みしてしまう・・・という本でした。
あまりのおもしろさと衝撃から、
当時の私はこの本を静岡出身の友人たちに
買って送ったほど・・・。
イニシエーション・ラブ推進委員長にでもなったつもりでいました。
だから、この作品が映画化されると聞いた時、
大変驚きました。
ストーリー展開から考えて、
絶対に映画化は難しいだろうと思っていたからです。
で、先週、ついに観に行ってきたのですよ。(*^_^*)
原作を知っている者としては、
「どうやって表現するのか?」という「仕掛け」ばかりが気になって、
「あっ、なるほどね。」
「おっ、そう来たか!」
と独り言が多くなります・・・。 ^_^;
映画、そのものを楽しみたければ、
原作を読まずに行った方が
ラスト5分の驚きが新鮮だと思いますよ。
ところで、主人公たっくんの同僚である海藤君、
わたしら、あんな静岡弁はしゃべらねーずら!!
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