財団法人梅津奨学院 「『設立趣意書』 への原点回帰
万世に太平を開くべき平和国家建設は一国文化の興隆に在り、その基盤は青少年の奨学にある。
不肖年来、茲に想を路め、札幌市延いては北海道の青少年の教育を充実し、特にその社会生活を暢達し、文化伸展のため貢献せんとして、余生をこれ加奉仕に送らうと決意してゐた。
たまたま太平洋戦争の終戦を迎へ時局を按じ青少年の現状を考へ、その将来を深憂するところあり、茲に多年の決意を実現すべく、自己所有の土地、建物、資金を投じて財団法人梅津奨学院を設立し、漸次その資金の造成を図るとともに収益を以て青少年の奨学ならびに文化普及の施設を充実し、以て所期の目的達成に邁進せんと欲した次第である。
万世に太平を開くべき平和国家建設は一国文化の興隆に在り、その基盤は青少年の奨学にある。
不肖年来、茲に想を路め、札幌市延いては北海道の青少年の教育を充実し、特にその社会生活を暢達し、文化伸展のため貢献せんとして、余生をこれ加奉仕に送らうと決意してゐた。
たまたま太平洋戦争の終戦を迎へ時局を按じ青少年の現状を考へ、その将来を深憂するところあり、茲に多年の決意を実現すべく、自己所有の土地、建物、資金を投じて財団法人梅津奨学院を設立し、漸次その資金の造成を図るとともに収益を以て青少年の奨学ならびに文化普及の施設を充実し、以て所期の目的達成に邁進せんと欲した次第である。