今日も余震が続く一日でした。
頼むからもう止んでくれないかな。
熊本のみならず、佐賀の鳥栖でも断水しているとこと。
ライフラインの復旧と被災者の生活空間の確保、なるだけ普段の生活に近づけてやることが出来ないものかと、何の力もない私が焦っても仕方がないのですが。
そんな中でも私はジャズ盤の紹介をします。
もし万が一、当ブログを見てくれて気が紛れることを祈念して。
さて今夜のジャズは昨日に続いて、チャールズ・ミンガスで『Presents Charles Mingus』
Presents Charles Mingus | |
Candid | |
Candid |
1.Folk Forms No.1
2.Original Faubus Fables
3.What Love
4.All The Things You Could Be By Now If Sigmund Freud's Wife Was Your Mother
Charles Mingus(b)
Eric Dolphy(as.bcl)
Ted Curson(tp)
Dannie Richmond(ds)
本作はスタジオ録音にもかかわらず、ミンガスがやたら吠える作品。
ライブをイメージして録音したんですかね。
テナーのブッカー・アーヴィンが抜けて、カルテット構成になっています。
1曲目はカーソンとドルフィーのデュオでガツンときます。
管モノがほとんどソロをとらないのも珍しいかと思います。
代わりにミンガスの低音ソロが堪能できます。
2曲目は「フォーバス知事の寓話」という黒人差別に反対する曲なのですが、ちょっと不気味なテーマが癖になります。
ミンガスの代表曲の一つで、他のアルバムでも聴けますが、このアルバムが最上との声も多いです。
3曲目はミンガスとドルフィーのバスクラによる掛け合いが聴きどころ。
ただベースソロが長く、聴く人を選ぶと思います。
4曲目は疾走感があってカーソンとドルフィーのソロをどっぷり楽しめます。
CHARLES MINGUS, Original Faubus Fables
最近のジャズではなかなか味わえない、分厚くドス黒いジャズが本作にはあります。
現地の方は沈みがちな日々を送られていると思いますが、 音楽で少しでも愉しんでくれたら嬉しいです。
当面過去のアルバムを紹介していきます。
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