最近ECMの作品を3作入手したのですが、いずれも好みです。
立て続けにするか、時間おいてするか分かりませんが、全てレヴューを残しておきたいな、って思えるほど。
とりあえず今夜はノルウェーのギタリスト テリエ・リピタルで『Conspiracy』。
- As If The Ghost … Was Me!?
- What Was I Thinking
- Conspiracy
- By His Lonesome
- Baby Beautiful
- Dawn
Terje Rypdal (el-g)
Ståle Storløkken (key)
Endre Hareide Hallre (b, el-b)
Pål Thowsen (ds, perc)
Ståle Storløkken (key)
Endre Hareide Hallre (b, el-b)
Pål Thowsen (ds, perc)
すべてリプダルのオリジナル。
オスロのレインボー・スタジオで録音され、ECMの総帥マンフレッド・アイヒャーとリプダルの共同プロデュースで制作されています。
約20年ぶりというリプダルに破格の待遇ではないでしょうか。
アイヒャーもそれぐらい楽しみにしていたというのか。
同じくノルウェーからストーレ・ストールロッケン、ポール・トーセン、エンドレ・ハレイド・ハレというメンバーを集め、北欧のエレクトロニカの力を見せつけたい!って感じでしょうか。
しかし楽曲にはそんな怒り肩にギャンギャン演奏する様子はなく、ギターやキーボードから放たれるエレクトロニカで生まれる波を、リズムセクションがどれだけ受け止め、あるいはいなし、逆に強くはないけど耳に残るドラムスやベースが踏み返すか、合わせるか。
そんなやり取りをただただぼーっと聴いてて良しなんです。
私の中でゆらぎというキーワードは同じく北欧デンマークのヤコブ・ブロの専売特許なのですが、彼の揺らぎとはまた違いますよね。
ブロは揺らぎで覆い尽くす、ピプダルは揺らぎを押し込む。
好みでしょうが、どちらもありです。
なかなかECMではない作風ですが、多分アイヒャーは次作も考えているんじゃないかな。
ECM、とにかく好きでした。今もですが。多数持っています。
変わらずジャケ、いいですね。
今夜は北欧でもクラシック、グリーグの曲をFMで聴いています。
アイヒャーはまだお元気なのですね?
ECMのジャケセンスは一目置かれていますよね。
ワタシも好きなジャケット多いです。
今はインターネットでFMが聴ける時代ですからありがたいですよね。
北欧となるとDJが何言ってるのか分かりませんが、その国ローカルの曲が聞けるのは嬉しい。
アイヒャーはまだお元気のようですよ。