今日はウクレレのレッスン日。
前回のレッスンから1度たりとも自主練せずに臨みましたが、まずまず弾くことが出来ました。
何と言っても自分が好きな課題曲。
次回レッスンまでには完璧に仕上げたいと思います。
さて今夜のジャズ。
リリースを待っていた一枚。
Phronesisの6枚目のアルバム『Parallax』のご紹介。
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Parallax |
Edition | |
Edition |
1.67000 MPH
2.OK Chorale
3.Stillness
4.Kite For Seamus
5.Just 4 Now
6.AYU
7.A Silver Moon
8.Manioc Maniac
9.Rabat
Ivo Neame(p)
Jasper Høiby(b)
Anton Eger(ds)
以前Phronesisのアルバムを紹介した際にはメンバーの紹介をしていませんでしたが、このトリオのリーダーはデンマーク出身のジャズパー・ホビー(b)。
ホビーとともに創成期メンバーであるイヴォ・ニーム(p)。
ドラマーは過去にはマーク・ジュリアナも在籍していたこともあるのですが、現在はアントン・イーガーが務めています。
英国のジャズ専門誌Jazzwiseでは
「今日、地球上で最もエキサイティングなバンドの一つ」
と評されるほど、英国ピアノトリオとして名を馳せています。
アグレッシブなビート感を中心に据えていて、なるほど過去にジュリアナが在籍していたのも頷けます。
ビートで言うとやはりイーガーとホビーですが、イーガーはギミックを多用した手数の多いドラミングと変拍子で、ホビーは太くうねりある演奏でこのPhronesisを支えています。
そしてニームはこれまたクールでありながら時に爆発し、切れ味のある演奏で全体を飾っています。
以前e.s.tの後継者は誰だ!って感じで記事をアップしましたが、これはもはやe.s.tの遺影を超えた次のステップに行っていると思います。
ちなみに本作英国でも有名なかのアビーロード・スタジオで1日で録音されたものらしいです。
やはりGoGo PenguinとともにUKジャズの新星としてPhronesisも追いかけて行こうと思います。
Phronesis 'Parallax' (Official Album Trailer)
Phronesis 'Ok Chorale' from Parallax (Official Video)
Phronesis 'Stillness' from Parallax (Official Video)
Phronesis 'Rabat' from Parallax (Official Video)
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ジャズ、フリージャズ、スウィングジャズ、ウクレレ、ラグビー、サザンオールスターズ、靴下、VOLKSWAGEN
さて今日は復職に向けた壁の第2弾。
産業医面談でした。
実は今回これまでの産業医と変わりました。
以前の産業医は言われることがいちいち腹立たしく(この時点で自分の感情をコントロールできていないのですが・・・)、時に口論になることもしばしば。
今回の面談もあの医者だと嫌だなーと思っていたところなので、変わってくれたのは良い兆候。
色々と質問を受けましたが、まあそつなくこなしたんじゃないでしょうか。
これで産業医のお墨付きをもらって、次は人事の復職審査委員会です。
これには私は参加しませんので、あとは会社の判断待ちということになります。
まあやれることはやったので、どのような結果が出てきても受け入れようと思っています。
会社の判断が出るまでは淡々とリワークに通おうと思っています。
帰りにはリリースを待ち望んでいたジャズ盤を購入したので、今は気分上々です。
明日はウクレレでーす。
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今日はYuさんの中学校の入学式。
せっかくの入学式なのに昨日までのお天気がウソのように嵐。
・・・まったくもう。
Yuさんは先に出ていたので、奥さんと二人中学校へ向かいます。
クラス分けが貼りだされていたので見てみると、Yuさんのクラスには仲の良い友人や6年生の時の同じクラスだった面々も結構いて、これならすんなり中学生活に入れるんじゃないかな。
違う小学校と合流する中学なので、もちろん今まで会ったこともない子たちと同じクラスになるので、さてどうかな?と思って帰ってきた時に聞いてみたら、自分の席の周囲は違う小学校の面々だった模様。
でも話ししたよ、とのことでした。
親の無駄な心配でした。
Yuさん本人は中学生活を楽しみにしていたみたいです。
今日の式で演奏してくれた吹奏楽部にも驚いたようですが、本人はバドミントンかテニスかで迷っているそうです。
まあ5月から新入生は部活に参加するそうなので、それまでには決めようかなぁとのこと。
ということで2歳から続けてきていたスイミングも4月で辞めるそうです。
10年よく頑張りました。
新しい3年間。
色々と葛藤を抱える3年間。
笑ったり、怒ったり、泣いたり、でも全てを愉しんでもらいたい。
自立に向けた大きな一歩です。
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読了しました。
伊坂幸太郎の新作『サブマリン』。
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サブマリン |
伊坂 幸太郎 | |
講談社 |
先の記事でも書きましたが、本作は待ちに待っていた作品でした。
過去の作品で『チルドレン』という作品があるのですが、この続編にあたる作品で、前作が連作短編集だったものが、本作は長編書きおろし。
なので『チルドレン』を未読の方は先に『チルドレン』を読んでから本作を読んだほうが絶対面白いです。
本作の登場人物「陣内」って大好きなんですよね。
伊坂幸太郎作品のキャラクターの中でも群を抜いて。
空気を読んだり、気を使ったりってことをしない、いわゆる「我道を行く」タイプなのですが、その発言・行動の結果には非常に共感がもてます。
私自身にはないものを陣内に求めているのかもしれません。
本作は家裁調査員の武藤の目を通して、少年犯罪の処罰・更生の是非について描かれた作品です。
事件における加害者の見方も、加害者の生い立ちなどの背景によって違ってきて、勧善懲悪といった一方的な見方ができないもどかしさ・苦しさを書いています。
現実社会においても、加害者が悪く、被害者が可愛そう、と一概に言えないことは多々あります。
情報・報道次第な部分も多いです。
そのあたりの難しい面を物語の軸とされています。
あと伊坂幸太郎作品といえば、伏線の回収の見事さが取り上げられることが多いです。
本作でも色々ばらまいた伏線が巻き取られていくところがあります。
ただ初期の作品と比べると、伏線のばらまき方が雑、というか少し都合のいい場面が多いと感じました。
これは賛否が別れるところかも知れません。
私としては、そのような傾向は最近の伊坂作品によく見受けられ、その伏線の回収の見事さを敢えて抑えているように思います。
そこに焦点を当てられるのではなく、もっとストーリーの軸に目を向けさせているのではないでしょうか。
ちなみに伊坂幸太郎作品には音楽が絡む作品も多いです。
ジャズ・ロック・ポップ・クラシックなどなど。
本作ではジャズ界の巨人であるローランド・カークが出てきます。
それも自身のリーダー作ではなく、チャールズ・ミンガスのライブ盤で。
アルバム名は出てきませんが、『Mingus At Carnegie Hall』です。
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ミンガス・アット・カーネギー・ホール |
ワーナーミュージック・ジャパン | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
Charles Mingus - C Jam Blues
この曲の4人目のソロがカークです。
このカークの演奏にだいぶページを割いています。
とてもいい表現をされていて、恐らく本作を読んだ方は絶対に聴きたいと思うような文章。
プロの文章家とただのジャズ好きではそりゃ表現に差があるとはいえ、私の拙いジャズ紹介とは大違い・・・。
愉しめましたし、考えましたし、勇気づけられた一冊でした。
私も陣内みたいになりたい・・・。
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ジャズ、フリージャズ、スウィングジャズ、ウクレレ、ラグビー、サザンオールスターズ、靴下、VOLKSWAGEN
今日も桜を見ながら散歩しました。
心地よいですね。
桜の木を見上げる人々の顔もほころんでいました。
春のジャズ紹介です。
今夜のジャズはベルギー出身のカジミール・ リベルスキの初のリーダー作の『Evanescences』をご紹介。
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Evanescences |
Dalang Records | |
Dalang Records |
1.Evanescence I
2.Evanescence II
3.Trialogue
4.Pirlouit
5.11:11
6.Poo-San
7.Happy Birthday Casimir!
8.Hui Hui Fe Fe
9.Evanescence II
10.Evanescence IV
11.Evanescence V
12.Evanescence VI
Casimir Liberski (p)
Tyshawn Sorey (ds)
Thomas Morgan (b)
本作ベースにトーマス・モーガン、ドラムスにタイショーン・ソーリーと素晴らしい面々。
モーガン目当てで購入した一枚です。
やはりモーガンは緊張感のある演奏によく似合う。
スリリングなフリージャズの世界。
リベルスキもシリアスでエッジの効いた音を奏でます。
6曲目には「プーさん」の名もあるではないですか。
言わずと知れた菊地雅章の愛称。
同じような世界観を共有できます。
明日も会社に所用があり行ってきますが、また桜を見に散歩しようかな。
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ジャズ、フリージャズ、スウィングジャズ、ウクレレ、ラグビー、サザンオールスターズ、靴下、VOLKSWAGEN
今日は会社に顔を出してきました。
主治医の診断書で「復職可」をいただいたので、後は会社の人事待ちです。
会社の「復職審査委員会」なるものが月末にあるので、そこの判断で「復職可」を貰えると復職できることになります。
その際には人事発令が出ることになります。
復職、となっても2,3ヶ月は「適用観察期間」という時期があって、いわゆる時短勤務で仕事に慣れるための時間があります。
その間は病気で休むことは許されず(再度休職になります)、交通費もでない、つらい時期です。
適用観察期間を無事過ごすことができれば、晴れて正式な復職となります。
さて、会社の帰りは散歩がてら桜を見て帰りました。
中之島界隈の川沿いの桜は綺麗でした。
梅田まで散歩したあとお茶。
暖かかったので散歩で汗かきました。
アイスコーヒーで一服。
その後ちょいと買い物でも、と思いまして色々見てましたら、以前から気になっていたTシャツを買いました。
色はピンク。
桜色、というにはかなり濃いピンクですが、差し色がてらこれにしました。
コーディネートを色々と店員さんと相談してて楽しかったです。
早速明日にでも着て行こうかと思います。
家に帰る時も寄り道して、桜を見てました。
この時期は本当に気持ちがいいですね。
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ジャズ、フリージャズ、スウィングジャズ、ウクレレ、ラグビー、サザンオールスターズ、靴下、VOLKSWAGEN
今日は天気はあまり良くなかったですね。
満開になった桜もちらほら散り始めていました。
明日もあまり天気はよろしくない模様。
天気が悪いと寝起きが悪いので気をつけないと。
さて週末のジャズのご紹介。
ラルフ・アレッシのECMリーダー作で『Quiver』。
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Quiver |
Ecm | |
Ecm |
1.Here Tomorrow
2.Window Goodbyes
3.Smooth Descent
4.Heist
5.Gone Today, Here Tomorrow
6.I to I
7.Scratch
8.Shush
9.Quiver
10.Do Over
Ralph Alessi (tp)
Gary Versace (p)
Drew Gress (b)
Nasheet Waits (ds)
すべてアレッシのオリジナル曲。
さすがECMでのリーダー作ということもあり、非常に温度低めの静かな仕上がりになっています。
派手な演奏や面白みのある試みなどは一聴する限りは見出すことはありませんが、ある意味ではオーソドックスなコンテンポラリー・ジャズと言えると思います。
ゲーリー・バーセイスのリリカルな音、またナシート・ウェイツの変調子や複雑なリズムが全体的に緊張感を与えていて、そこにアレッシのソロが効果的に表現されていて、カルテット全体の意志が有機的に構築されており、それがアルバム全体の完成度の高さにつながっているのではないでしょうか。
いわゆるヘビーローテーションにはなりませんが、何か聴きたいかな、と言う時にセレクトされるような作品。
Ralph Alessi - Here Tomorrow
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ジャズ、フリージャズ、スウィングジャズ、ウクレレ、ラグビー、サザンオールスターズ、靴下、VOLKSWAGEN
今夜のジャズ。
ビル・チャーラップの新譜『Notes From New York』がImpuls!からリリースされました。
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Notes from New York |
Verve | |
Verve |
1.I'll Remember April
2.Make Me Rainbows
3.Not A Care In The World
4.There Is No Music
5.A Sleepin' Bee
6.Little Rascal On A Rock
7.Too Late Now
8.Tiny's Tempo
9.On The Sunny Side Of The Street
Bill Charlap (p)
Peter Washington (b)
Kenny Washington (ds)
私がジャズをまともに聴き始めた12年前だとBluenoteからリリースされる作品がイケイケで売れてて、2度のグラミーを獲得し、また日本のジャズ・レーベルVenusからもリリースされていたりで、ピアノトリオ全盛期ということもあってか、花形ピアニストだったと思います。
しかしここ数年は正直これって作品を見つけられませんでした。
(昨年トニー・ベネットと共作を出していたようですが聴いていませんでした。)
当時e.s.tやThe Bad Plusなんかが新たなジャズを模索している中で、どっしりとNYで活躍しているジャズの王道は俺だ、と言わんばかりの雰囲気がありました。
でもほんとここ数年のジャズ・シーンの変化の波に押されてあまり名前を聞かなかったのも事実。
そんな中久しぶりにビル・チャーラップ・トリオの新譜が出たということで取り敢えず押さえてみました。
スタンダードやカヴァーをちょいとアレンジして、その演奏はやはりどこかジャズに触れ始めた頃を彷彿とさせてくれます。
やはりピアノトリオの王道なんでしょうね。
ジャズも様々なジャンルが増えてきて、私も色々と目移りするんですが、やはりこういうピアノ・トリオも定期的に聴いて、初心を思い返すのも面白いな、なんて考えました。
約10年ともに演奏しているトリオだけあって、息の合い方は素晴らしいです。
一般的にジャズ、しかもピアノ・トリオを初めて聴く、と言う人にはこの辺を推してあげるのが正しい姿なのだろうな、と改めて思った次第です。
Bill Charlap Trio: Notes from New York (impulse!)
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