上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

国民健康保険料の引き下げ・制度の改善を求めて、「国保をよくする会」のみなさんと熊本市へ要望

2021-07-01 18:18:27 | 住民とともに
7月1日、「熊本市国保をよくする会」のみなさんと、熊本市への要望を行いました。高すぎる保険料引き下げや、資格証廃止、コロナ減免の改善など求め、国民健康保険課と懇談しました。

【要望事項】
1、 政令市で一番高い保険料の引き下げること
2、 被保険者資格証明書及び短期被保険証の発行を中止すること
3、 2021年度のコロナ特例減免制度は、コロナ禍前の2019年の収入との比較で減免すること
4、 新型コロナに係る傷病手当の支給は、事業主も対象とすること
5、 コロナ減免では、コロナ対策での協力金や支援金を収入に加えないこと
6、 コロナ減免は、申請方式でなく、手続き不要の減免制度にすること。また、現行の減免申請では電子申請もできるように申請方法を改善すること
7、 減免制度を広く知らせること

参加者のみなさんから、切実な声が寄せられました。
<参加者の声>
・昨年は3割以上の減収になり新型コロナ減免を申請した。今年はそれ以上落ち込んだので、減免申請しようとしたが、所得が「0」で、減免の対象外となった。所得がない人が減免にならないのはおかしい。
・保険料の算定に「平等割」や「均等割」があるので、所得の少ない人に高い保険料が賦課されている。せめて、収入のない子どもの均等割は廃止してほしい。
・お金がない人は、保険証があっても病院に行かず、重症化する事例がある。ましてや、資格証明書では病気でも病院に行けない。横浜市のように、短期証も資格証も焼けてほしい。
・同じ保険料を払いながら、事業主に傷病手当が出ないのはおかしい。
など、です。

どの項目でも、国の制度を一歩も出ない回答でしたが、新型コロナの影響による協力金・支援金等は、収入に加えないとのことでした。
国民健康保険は、圧倒的多数が、収入の少ない世帯で構成されています。
しかも、新型コロナの影響で、暮らしはますます厳しくなっています。
「国民皆保険制度」として、きちんと機能させるためにも、政令市一高い保険料の引き下げや資格証明書・短期保険証の廃止、新型コロナ減免の改善など、被保険者の立場に立って積極的に取り組むべきです。


コメント
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