泣きながら、撤退同盟

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プチフラワー

2018-03-05 | paradaise weekend!
何を隠そうわたくしめには、
9つ離れた姉がいる


その姉は、今で言えば「腐女子」というカテゴリーに入る方だった
んだけど、
当時の言葉で言えば「やおい」と言うやつ。
(そっちのほうが語感としておどろおどろしいw)


で、その姉の愛読書がこれだった!

・プチフラワー - Wikipedia

『プチフラワー』は、かつて小学館から発行されていた日本の少女漫画雑誌。1980年から2002年まで発行された。

1980年に創刊。創刊当初は季刊。1981年から隔月刊。1984年から月刊となるが、1988年から再び隔月刊(奇数月刊)に。1980年代には、竹宮惠子の『風と木の詩』、萩尾望都の『メッシュ』などの人気作品が掲載された。2002年3月に休刊。同年4月、同誌を引き継ぐ形で『月刊フラワーズ』が創刊された。


あ、無くなったんですね。
21世紀に入ったら、かなり薄くなったのは存じて居ましたが。



萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、山岸凉子、吉田秋生、木原敏江などの、いわゆる「白泉社系」の売れっ子作家が並ぶ
豪華な雑誌でした

しかも「季刊」のため、一つの漫画のページ数が多く、読み応えもあり、
「白泉社系」なので当然読み切りでも連載でも1回の内容が重厚(さらりと読めない!!)なので
何回も読み返すこと必須!
当然記憶に残る作品の数々!!!


竹宮惠子の『私を月まで連れてって!』に関してはこの回(今から10年前)に取り上げましたが、
その他にもこの後「バナナフィッシュ」でお馴染み作家になる吉田秋生の『河よりも長くゆるやかに』とか、
筒井百々子の『たんぽぽクレーター』とか、よく覚えています。



どの号から読み始めたのか。
あとで単行本を遡って読んだりして実は記憶が曖昧なんですが、

くだん書房:目録:マンガ:雑誌」に当時の表紙とラインナップが掲載されているのを見ると
どうやら1982年9月号ぐらいかなぁ~

竹宮惠子の『風と木の詩』が「第2部第2章ラ・ヴィ・アン・ローズ」になっていたのを覚えているので。
ただ、この「やおいの代名詞」である『風木シリーズ』は、
まだ中学生男子だった当時のわたくしめには、
かなりハードルが高かった!!


豪華執筆陣を抱え、それぞれが重厚な作品を発表していたので、
季刊とは言え雑誌は「電話帳ぐらいの厚さ」でした。

それが21世紀を迎える頃には、
・ちょっとしたカタログぐらいの厚さ
・萩尾望都、竹宮惠子という大御所が、コラムしか担当していない(まあ、お忙しいのでしょうが)

ということもあって、
なくなってしまったのでしょうね。
時代も変わったのでしょうし



お題は「参考にしていた女性雑誌」でしたね。
参考にしていましたよ!!

・女性の心理、男性の生き方、女性から見た男性像、男性の知ら無い女性像

ここいらは、この「重厚長大漫画怒涛の連載」されていた雑誌から学びましたよ!


少女マンガの愛のゆくえ』という本がありましたが、その本にもその今列記したことは詳しく記されていますね

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