泣きながら、撤退同盟

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また、集中豪雨

2009-06-09 | PICUP TOPICS
ようやく、梅雨入りだそうです。

九州から東海にかけ梅雨入り 雨の季節ようやく本格化(共同通信) - goo ニュース

気象庁は9日、九州南部から東海にかけて梅雨入りしたとみられると発表した。いずれも昨年より12日遅い。平年との比較でも九州南部が11日、九州北部が4日、四国が5日、中国と近畿が3日、東海が1日それぞれ遅く、日本列島はようやく雨の季節が本格化した。入梅が遅れた原因について同庁は「平年よりも太平洋高気圧の勢力が弱く、梅雨前線の活動が活発でなかった」としている。



そんな中、
asahi.com(朝日新聞社):「ゲリラ豪雨」を想定、川で救助訓練 神戸市消防局 - 社会

 神戸市灘区の都賀(とが)川が豪雨で短時間に増水し、5人が死亡した事故から7月で1年になるのを前に神戸市消防局は9日、兵庫県加東市の加古川で、急激な増水による事故を想定した初めての救助訓練をした。

 同消防局は今年5月、流れの速い河川での救助活動に対応した浮力の強い救命胴衣や、要救助者に向けて投げる「スローバッグ」という袋入りロープなどを新たに配備。この日の訓練では、特別高度救助隊員ら約40人が新型の救命胴衣を着けて流れに逆らって川を泳いだり、岸辺からスローバッグを投げ入れて要救助者を引き寄せたりした。

 神戸市内での水難事故は年間約40件で、ほとんどは池や海での事故だが、同消防局救急救助課は「都賀川のような痛ましい災害を繰り返さないために、急流での救助態勢も整えたい」という。



まあ、救助隊の方のお仕事は助けることだもんで、その「自分の仕事」を万全にこなすために備えていらっしゃることはよく分かるのだけれども、
問題は、そうならないために何が出来るのかってことが一番大切なわけだけど。



asahi.com:「原因理解」悲劇二度と-マイタウン兵庫

土木学会の調査団は昨年8月、神戸大や京大防災研究所の教授らで結成された。団長の藤田一郎・神戸大教授(河川工学)は事故当時の気象について、「ゲリラ豪雨が起きる直前、上空で積乱雲が突然大きく膨らんだ」と説明。急激な気象の変化をいち早く把握して、予報につなげる必要性を強調した。
 立川康人・京大准教授(都市環境工学)は、雨水の大半が六甲山系ではなく市街地から流入したと指摘。「当時の雨量は山地では洪水にならない程度。都市地域だからこその災害だった」と述べた。
 シンポでは、地元住民122人への聞き取り調査の結果も明らかにされた。都賀川について、75%の住民が事故前は「安全」と考えていたが、事故後は72%が「危険」に変わっていたという。
 調査団は最後に、事故の再発を防ぐ「八つの提言」を発表。ゲリラ豪雨に備えて護岸にステップや手すりを整備することや、災害教育を通して啓発を図ることの必要性などを訴えた。


そういうことなのかなあ。



川を「水路(水の通路)」にしてしまったことが、最大の原因じゃないのかな?

湾曲をなくしたり、全面護岸(川底までコンクリートで固める)ことにより、
川を流れる水が「澱む」ことがなくなり、
勢いが衰えることもなくなるじゃない?
だからちょっとすごい雨が降ると、いっぺんに川の流れが鋭くなってしまう。。。。。



それは、改善されたのだろうか?


集中豪雨 - 泣きながら、撤退同盟
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