いつも切り取る景色 たぶんここの場所が好きなのかもしれない
だからといって留まるわけにはいかない もう少し歩いていきたい
ただ冬になって寒くなると ふとそのままここに居たい気がしてくる
変わりゆく季節をここから眺めて また次の季節へ
だからといって留まるわけにはいかない もう少し歩いていきたい
ただ冬になって寒くなると ふとそのままここに居たい気がしてくる
変わりゆく季節をここから眺めて また次の季節へ
某ハガレン描いてる人のエッセイなんですが、なかなか壮絶です。
鋼の錬金術師読んでる人にはなじみ深い「荒川感」とでも言いますか、「荒川哲学」とか言える独特の少し血なまぐさいイメージがあるような気がします。
賢者の石の下りとか、人体錬成の結果論とか作品の中で死んでいくキャラクターとか。かといってただ残酷なだけではなく、しっかり丁寧に書いてあるので気にせず読めちゃうわけですが。
この本の中にはそんな荒川哲学が詰まってますね。たくましさって育った環境で決まるんですね。
立てない子牛とか、トラックに乗せられる牛たちのお話はやっぱりぐっときます。パックになってスーパーに並んでるものしか見たことのない現実はこういった切なさに支えられてるんですね。
残酷と食べ物はいつからイコールでつながれなくなってしまったんですかね。まぁ家庭で庭の鶏さばいて食べられる家なんてそうそうないんでしょうが。
でもジャガイモの収穫時に袋ごとポテトチップスが出てきて、それをみんなで食べるんだからたくましいというかなんというか。
ちょっと行ってみたいな北海道。
作物は収穫するためであり(あたりまえ)どこかで自生してるど根性野菜は収穫の対象になるようです。ほったらかしでしおれていくより、おいしいうちに食べようと言う食に対する愛情がひしひしと伝わってきます。
そんなわけで読みやすくて読みごたえがあり知られざる北海道の広さが至るところにあります。んで、北海道はいつ頃独立するんだろう?(笑
作品:百姓貴族
作者:荒川弘
鋼の錬金術師読んでる人にはなじみ深い「荒川感」とでも言いますか、「荒川哲学」とか言える独特の少し血なまぐさいイメージがあるような気がします。
賢者の石の下りとか、人体錬成の結果論とか作品の中で死んでいくキャラクターとか。かといってただ残酷なだけではなく、しっかり丁寧に書いてあるので気にせず読めちゃうわけですが。
この本の中にはそんな荒川哲学が詰まってますね。たくましさって育った環境で決まるんですね。
立てない子牛とか、トラックに乗せられる牛たちのお話はやっぱりぐっときます。パックになってスーパーに並んでるものしか見たことのない現実はこういった切なさに支えられてるんですね。
残酷と食べ物はいつからイコールでつながれなくなってしまったんですかね。まぁ家庭で庭の鶏さばいて食べられる家なんてそうそうないんでしょうが。
でもジャガイモの収穫時に袋ごとポテトチップスが出てきて、それをみんなで食べるんだからたくましいというかなんというか。
ちょっと行ってみたいな北海道。
作物は収穫するためであり(あたりまえ)どこかで自生してるど根性野菜は収穫の対象になるようです。ほったらかしでしおれていくより、おいしいうちに食べようと言う食に対する愛情がひしひしと伝わってきます。
そんなわけで読みやすくて読みごたえがあり知られざる北海道の広さが至るところにあります。んで、北海道はいつ頃独立するんだろう?(笑
作品:百姓貴族
作者:荒川弘