黄道十二無用の用

学会員お断り

門限九時半のお嬢様ガワ泉

2016-11-06 01:25:35 | ガワ
見てきました。
うん。
つまらなかったですよ。
特にガワ主演のは。

3編のオムニバスでガワのは1話目ですが、ガワ主演のが特にダメでした。
他の2つはギャグなりなんなりである程度引きつけ続けるんですけど、
ガワのはちょっとただ淡々と進むばかりで。
真面目に観なきゃいけない系なのか笑って見てればいいのかが終盤までよくわかりませんでした。
最後のとこであぁギャグだったんだなと思えましたが。

まぁテーマとしては親の過干渉と抑圧、それに対する子の自立、そのきっかけが恋愛。
別に悪いもんじゃないですよ、ありきたりですけどむしろ王道といえるテーマです。
ただねぇ、森本という救済する男の設定がそれ必要なのかとか、まぁそれは原作にあったものを改変したっぽいですけど、
男の設定があまり魅力的でなかったことがあるような。
電気がどうのとかでオカルト的な研究に没頭する世間的には変人であるから泉が興味を持った、
人慣れしてない同士だったので泉も森本も逆に距離を詰められた、とそういうものはあると思うんですけど、
電気がどうのというあたりに魅力が感じられなかったかなと。
まぁそこは原作準拠なんでしょうが。
それに短編(中編か?)ですから各登場人物はもはや装置みたいなものであるわけですけれど
途中までの母親のサイコホラー的な演出と男の電気への研究があまり結びつかずなんとも。
あらすじというかテーマだけなら文字にすれば2分で済むところでしょうし、
逆に原作が本業作家でない分で変な要素があったのかもしれませんが
いまいち魅力的な映像作品ではなかったような。

ガワですか。
んー。
破綻させるほどのひどい演技をしたわけじゃないですけど。
似合わないですね。
レースだのフリルだのがw
あとは役どころも。
ひどくはなかったんですけどね。
ガワは"泉の人物像をノートにびっしりと書き出してきてくれました。
例えば、泉は大学ではどんな様子なのか、というように、自分なりにキャラクターを深めてくださったのが印象的です。
その真摯な向き合い方が、泉の切実な存在感につながったんだと思います。"という監督評だそうですよ。(パンフレットより)
そういえばパンフレットのガワ紹介にはアイドリング!!!関係は一切ありませんね。
ちなみに脱ぐのかとかスレで書かれてましたがガワはキャミソールみたいなもんまででしたね。
予告編で脱いでるように見えるのはガワの母親役やってる人です。
あぁあと、舞台挨拶にガワが不在の理由は"仕事"と言われてました。


2話目が一番よかったかなと思いますね。
ぽこぽこギャグつなげて飽きさせないで登場人物の変化もちゃんと描けてたと。

あやなれいって人がちょっと出てきましたが、
この人着エロ、AV、Vシネ女優、吉原ソープ嬢とそっちの世界で10年以上戦い抜いてきた人ですから
ある意味この作品で主演張れると思うw

これだけは主張しておきたいですが、
加藤夏希と佳苗るかは似ている
途中から佳苗るかにしか見えなくなってました。


まぁガワ出演部分はつまらなかったですが、
見ることはできないのかなと思ってたものが見れたということでよしとしますかね。
加藤夏希さんが舞台挨拶のときにDVDがどうのと言ってましたがDVD化されるのかは…
客層は明らかに加藤夏希ファンのオッサン中心でしたが(自分が若く感じられた)、
本人の舞台挨拶があるのに空席がかなり目立ちまして、
初日+翌日休み+舞台挨拶でこれじゃDVD化は難しいんじゃないですかねぇ。


検索用・長谷川るみ

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