金魚すくい

先週お祭りがあって、夕方息子と遊びに行きました。
お祭りに行くとたいていキャラクターものおめんをねだられるんですが、
高いのでいつもくじとかお菓子でごまかしてます。

でも今回は暑い中運動会の練習をがんばっていたようだし（土曜日でした！）、
クリスマスまでは何も買わないようにすればいいかなと思って
おめんを買うつもりではおったんですけど、
今回は初めて息子くんが金魚すくいに興味をもちまして…

金魚となると生き物だし、
家には何にもないからすぐに死なせてしまいそうだし、
いくら魚とはいえ、まだ自分で世話をすることもできないだろうし
（つまり私がすることになるので）
何度も諦めさせたんですけど、
どういうわけか今回のお祭りでは金魚すくいの出店がたくさんあって、
見つけるたびに腕をひっぱられて「これ～」とねだられました。

一回遊んでみてすくえなければ諦めるだろうし、
息子くんがすくえるわけがないと思って、金魚すくいをさせたんです。
予想通りそ～っとはできないので、すぐに紙は破れて残念ねぇ、で終わるはずだったんですけど
親切なお店のおばちゃんが「おまけであげよう！」と３匹の金魚をくれました…

それでも丁寧に断ろうとしたんだけど、「いいよいいよ」と笑顔で金魚の入ったビニール袋を渡されて飼うはめに。

手に入れるまであんなに金魚をほしがってたくせに、
いざもらうと袋を持とうともしない息子に愕然としながら家に帰りました。

もう夜遅いから水槽を買いに行くこともできず、
とりあえず大きなお皿にうつして、「明日は水槽を買いに行かんとなぁ」
と思いつつ心のどこかで朝起きたらもうお陀仏状態になってれば…とまで思ったんですけど、
次の日水槽を買いに行って、砂やら水草やらをいれて、と準備をしているうちに
まんざらでもなくなってきました。

水がちょろちょろ流れている音がするのもなんとなくいいなぁと思えてきて
いつの間にか目が水槽にいってぼけ～っと金魚を眺めたりしてしまいます。

息子くんはそれほど関心はなさそうですが、
えさやりは自分の仕事と思っているのか、私があげようとするとあわてて
椅子を動かして自分でえさをあげようとしてます。

縁日で売られてた金魚だからそれほど長生きはしないかもしれないけど
このままいてくれるといいな。