なんとかなるさ~

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この国で女性であるということ

2015-10-03 15:04:20 | その他もろもろ
女性が輝ける社会に!なんていう言葉を耳にする一方で、
それじゃあ無理やで…と思わざるを得ないような記事も目にします。

1. 菅さんの子どもをたくさん産んで国家に貢献して発言

確かにビッグ・カップル誕生のニュースには私も驚きました。
でもまあ一緒に生きていきたいと思える相手が見つかるのは素晴らしいことで、素直に喜びもしました。
そもそも菅さんが二人の結婚について公の場で発言するっていうことにも少し驚いた訳ですが、
そこで「結婚したらすぐ子どもを」っていう発想がもうおっさん過ぎる!
まだそういう発想の人は少なくないと思うので、世代的に理解できるとしても、国会議員が「子どもをたくさん産んで国に貢献してほしい」ってどういうことやねん!!
国家に貢献するために子どもを持つ訳じゃありませんから。

記事には「産めよ増やせよ」を連想させるという意見に対して、全く当たらないって答えたらしいけど、ほぼ同じでしょ~。
「産んで増やして」って命令からお願いに変わっただけでしょ~。
こういう考えを持ってる人が政治の中心になっている限り、女性が輝けるなんて無理でしょうなぁ。
そもそも女性が輝けるっていうのも、労働人口が減るから家の外でも働いてって言ってるようなもんだし、
家事も育児も仕事も十分にがんばってても、十分に報酬を与えてこなかったのは
輝ける能力を持っているのに、その機会を奪ってきたのは誰なんや!?
女性はもうそれなりに輝いてます、がんばってます、だから男性が仕事と家事を両立できる社会を!に変えてもいいんでないかな。
でも国は国民の幸せより企業の利益を重視してるんやから、それもまた無理なんでしょうけど。


2. アイドルの恋愛禁止を認めた判決
そもそも恋愛禁止っていう契約がおかしい、とみんな思っていると勝手に勘違いしていました。
確かに疑似恋愛的なものを楽しみたいファンにとって、好きなアイドルにボーイフレンドがいることはショックだろうと思います。
でも、だからってそれを禁止する権利はファンにも、そして雇用している事務所にはないはず。
だって、雇用契約って仕事をする上での約束で、私生活は関係ないはずで、でも私生活を投げ打ってでもアイドルになりたいって思う人も多いというか、そうしないと売れないよって踊らされてるよ部分もあるんでないの?

それに、アイドルに清純さを求めたがる男性の多さに驚きます。テレビの前でだけそうふるまってくれればいいって、思えないのかね。
ジャニー○のアイドルだって、堂々と交際している人は少ないけど、だからって童貞でいてほしいって思う女性ファンはそんなにいないと思います。

その女の子が契約を交わしたというのも残念だけど、そういう契約をさせるのは人権侵害だって、多分他の国なら判決されるはず。アイドルだって人を好きになるし、セックスもするよ。それはみんなが生まれつき持っている幸福追求の権利っていうやつです。

でもこの国はそうじゃない。男性のそういう心理を擁護したんです。
どこまで女性のことをばかにしてるんだ、と思った訳です。
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