横須賀美術館さまでのワークショップ「話して・触れて・つくって楽しむ美術館」
2017年9月30日(土)無事開催、終了いたしました‼️
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とても和やかな雰囲気の中、言葉でのコミュニケーションを通した作品鑑賞や、
触り心地、触覚を活かした作品作りなど、盛りだくさんの3時間半となりました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。心より感謝いたします。
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***************
福祉ワークショップ2017「話して・触れて・つくって楽しむ美術館」
横須賀美術館では、開かれた美術館を目指し、障害のある方や幅広い年代の方が参加できるワークショップや
パフォーマンスを定期的に開催しています。
一昨年実施し好評だった「触覚のコミュニケーション」の第2弾を実施いたします。
このワークショップは、視覚に障害がある方とない方が一緒に楽しむことができる「鑑賞」と「創作」の2部構成になっています。
わいわいとお話ししながら作品を鑑賞し、その後、触覚を活かした作品づくりをします。
(横須賀美術館さまワークショップチラシより)
****************
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ということで、私ゆにここは第2部の「創作」の部を担当させていただきました。
ワークショップの様子について以下に記しますね。
まず第1部は、横須賀美術館の中にある「谷内六郎館」にて、
作品鑑賞のワークショップ。ご担当は、美術館の学芸員さまです。
谷内六郎さんといえば、長年、週刊新潮の表紙絵を描かれた画家として有名な方です。
懐かしい子どもの頃の記憶が蘇ってくるような、微笑ましい子どもたちの暮らしぶりやファンタジーの世界が
描かれています。
また、手触りや匂い、音などを感じられるような作品も多く、まさに五感が刺激される感じがいたします。
そんな谷内六郎さんの絵の魅力を、みんなで楽しく対話しながら味わうというのが第1部のワークショップです。
4つのグループにわかれて、視覚障害のある参加者さま、晴眼者の方も希望者はアイマスクを着けて、
指定されたいくつかの絵について、伝え合ったり質問を投げかけたりしながら鑑賞していきました。
鑑賞補助ツールとして、作品の触図も学芸員さまが用意してくださり、
みんなで指でなぞって、触って絵の構図を確認したりしました。
またさらなる補助ツールとして、作品のイメージを膨らませるための小道具も!
実際に触ってみたり、嗅いでみたりで、絵の鑑賞=視覚のみを使って鑑賞だけではない、
楽しみ方を味わう体験となりました。
そして、休憩をはさんで、いよいよ第2部。 担当ゆにここです。
触覚をテーマとした創作タイム。
ふわふわ、つるつる、ごつごつなど、さまざまな素材の質感を楽しみながら制作をおこないます。
まずは、ウォーミングアップ的に、今回たくさん連れてきた、ゆにここ作品「むにゅ」などを触ったり、
作品の上に寝転がったりして体全体で感じる体験をしていただきました。
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いちばん好きな触り心地のむにゅを選んでいただいて、
同じ触り心地のむにゅを見ないで手触りで探すゲームをしてみたり、
どんな触り心地が好きかなどを言葉で伝え合うシェアリングをしました。
作品を着ている私。身にまとっていろいろな触り心地を楽しめます。
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参加くださった友人が撮影してくださいました。
後ほど参加者さまにも身にまとっていただきました。
いよいよお待ちかね、創作スタートです。
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昨年よりもちょっとバージョンアップ⁉して、素材をさらに吟味してセレクト、
素材の数も増やしました。
特に今年は、自然素材(石、貝殻、葉っぱ、木の枝、乾燥したコケ、木の実など)の種類を増やしてみました。
「見てるだけでもわくわく楽しい~、ビュッフェみたい!」と参加者さまからのお声。
ピンときた触り心地の素材を選んで、木枠の中に自由に表現していただきます。
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作品のタイトルも決めていただいた方が作りやすかなということで、
100枚ほど言葉カード(墨字版と点字版の両方)を用意しました。
言葉は、学芸員さまと私で思い浮かんだ言葉や、谷内六郎さんの絵からイメージされる言葉などを
ピックアップしました。
他に思い浮かぶタイトルがあれば、白紙のカードに書いていただけるようにもしました。
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1時間ほど、創作した後、参加者さま全員で作品鑑賞タイムです。
お互いの作品を見て、触って鑑賞、感想などを伝え合ってシェアリングしました。
参加者さまの作品、一部をご紹介させていただきます。
(ブログ掲載OKの確認がとれた参加者さまの作品分です)
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参加者さまからいただいたご感想です。
「とてもおもしろかった、楽しかった」
「とてもめずらしい内容の、充実したワークショップでした。大満足させていただきました」
「一部も二部も工夫がこらされていて、どれだけ準備に時間をかけたのかと思うと感動しました」
「アイマスクを使ったり、言葉で伝え合ったり、触図を触ったりと普段できない絵の鑑賞ができ、新鮮な体験でした」
「日頃、使わない脳の部分が活性化されたみたい。」
「贅沢な時間を過ごせました。皆さんから栄養をいただいた感じです。」
「作品制作後の鑑賞会、シェアリングもよかった。ひとりひとりこんなに違うんだ、違っていいんだと心から思えました」
「視覚障害者のみを対象としたワークショップなどイベントは数多くあるが、今回のような、
視覚障害者も晴眼者も共に楽しめるワークショップはかなりめずらしいと思うので、
これからも開催してほしい。」
「日頃の忙しさをしばし忘れて、作品鑑賞や作品づくりに没頭できました。リフレッシュできました」
「色合いは似ていても、素材によって、こんなに触感が違うんだということに驚きを感じました」
「普段の仕事とは全く違うこと=(作品制作)に集中できて、とても楽しかった、また参加したい」
「ふだん使ってない感性の扉がぼよよーんと開いてしまう面白さ!
”あなたも触覚アーティスト”を地でいく結果になりました。時間と材料があったらまだまだやりたかった位です。
その人の内面が自ずと表れるのが良いですね。触覚アートの可能性を感じました」
「普段、無意識の触覚にフォーカスする新しい体験、
普段使わないところに意識が向いて興味深かったです。ありがとうございました。」
などといったご感想をいただきました。
主催くださった横須賀美術館さまには大変お世話になりました。
私がアート活動で大切にしている触覚アートのワークショップを、
このような素晴らしい環境で、きめ細やかな手厚いサポートをいただきながら、おこなうことができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、触覚アートの可能性、おもしろさを、たくさんの方と一緒に楽しんでいきたい‼️
そう思いを新たにいたしました。
参加くださった皆さま、横須賀美術館さま、応援・告知協力してくださった皆さま、
本当にありがとうございました
触覚アーティスト
ゆにここ
横須賀美術館さまウェブサイト http://www.yokosuka-moa.jp/index.html
ゆにここ ホームページ Unicoco website http://www7b.biglobe.ne.jp/~unicoco/
ゆにここInstagram unicoco_unicoco
ゆにここプロフィール
ゆにここへのお問い合わせ・ご依頼などはこちらからお願いいたします。
2017年9月30日(土)無事開催、終了いたしました‼️
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とても和やかな雰囲気の中、言葉でのコミュニケーションを通した作品鑑賞や、
触り心地、触覚を活かした作品作りなど、盛りだくさんの3時間半となりました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。心より感謝いたします。
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福祉ワークショップ2017「話して・触れて・つくって楽しむ美術館」
横須賀美術館では、開かれた美術館を目指し、障害のある方や幅広い年代の方が参加できるワークショップや
パフォーマンスを定期的に開催しています。
一昨年実施し好評だった「触覚のコミュニケーション」の第2弾を実施いたします。
このワークショップは、視覚に障害がある方とない方が一緒に楽しむことができる「鑑賞」と「創作」の2部構成になっています。
わいわいとお話ししながら作品を鑑賞し、その後、触覚を活かした作品づくりをします。
(横須賀美術館さまワークショップチラシより)
****************
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ということで、私ゆにここは第2部の「創作」の部を担当させていただきました。
ワークショップの様子について以下に記しますね。
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作品鑑賞のワークショップ。ご担当は、美術館の学芸員さまです。
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谷内六郎さんといえば、長年、週刊新潮の表紙絵を描かれた画家として有名な方です。
懐かしい子どもの頃の記憶が蘇ってくるような、微笑ましい子どもたちの暮らしぶりやファンタジーの世界が
描かれています。
また、手触りや匂い、音などを感じられるような作品も多く、まさに五感が刺激される感じがいたします。
そんな谷内六郎さんの絵の魅力を、みんなで楽しく対話しながら味わうというのが第1部のワークショップです。
4つのグループにわかれて、視覚障害のある参加者さま、晴眼者の方も希望者はアイマスクを着けて、
指定されたいくつかの絵について、伝え合ったり質問を投げかけたりしながら鑑賞していきました。
鑑賞補助ツールとして、作品の触図も学芸員さまが用意してくださり、
みんなで指でなぞって、触って絵の構図を確認したりしました。
またさらなる補助ツールとして、作品のイメージを膨らませるための小道具も!
実際に触ってみたり、嗅いでみたりで、絵の鑑賞=視覚のみを使って鑑賞だけではない、
楽しみ方を味わう体験となりました。
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触覚をテーマとした創作タイム。
ふわふわ、つるつる、ごつごつなど、さまざまな素材の質感を楽しみながら制作をおこないます。
まずは、ウォーミングアップ的に、今回たくさん連れてきた、ゆにここ作品「むにゅ」などを触ったり、
作品の上に寝転がったりして体全体で感じる体験をしていただきました。
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いちばん好きな触り心地のむにゅを選んでいただいて、
同じ触り心地のむにゅを見ないで手触りで探すゲームをしてみたり、
どんな触り心地が好きかなどを言葉で伝え合うシェアリングをしました。
作品を着ている私。身にまとっていろいろな触り心地を楽しめます。
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参加くださった友人が撮影してくださいました。
後ほど参加者さまにも身にまとっていただきました。
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いよいよお待ちかね、創作スタートです。
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昨年よりもちょっとバージョンアップ⁉して、素材をさらに吟味してセレクト、
素材の数も増やしました。
特に今年は、自然素材(石、貝殻、葉っぱ、木の枝、乾燥したコケ、木の実など)の種類を増やしてみました。
「見てるだけでもわくわく楽しい~、ビュッフェみたい!」と参加者さまからのお声。
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ピンときた触り心地の素材を選んで、木枠の中に自由に表現していただきます。
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作品のタイトルも決めていただいた方が作りやすかなということで、
100枚ほど言葉カード(墨字版と点字版の両方)を用意しました。
言葉は、学芸員さまと私で思い浮かんだ言葉や、谷内六郎さんの絵からイメージされる言葉などを
ピックアップしました。
他に思い浮かぶタイトルがあれば、白紙のカードに書いていただけるようにもしました。
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1時間ほど、創作した後、参加者さま全員で作品鑑賞タイムです。
お互いの作品を見て、触って鑑賞、感想などを伝え合ってシェアリングしました。
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「とてもおもしろかった、楽しかった」
「とてもめずらしい内容の、充実したワークショップでした。大満足させていただきました」
「一部も二部も工夫がこらされていて、どれだけ準備に時間をかけたのかと思うと感動しました」
「アイマスクを使ったり、言葉で伝え合ったり、触図を触ったりと普段できない絵の鑑賞ができ、新鮮な体験でした」
「日頃、使わない脳の部分が活性化されたみたい。」
「贅沢な時間を過ごせました。皆さんから栄養をいただいた感じです。」
「作品制作後の鑑賞会、シェアリングもよかった。ひとりひとりこんなに違うんだ、違っていいんだと心から思えました」
「視覚障害者のみを対象としたワークショップなどイベントは数多くあるが、今回のような、
視覚障害者も晴眼者も共に楽しめるワークショップはかなりめずらしいと思うので、
これからも開催してほしい。」
「日頃の忙しさをしばし忘れて、作品鑑賞や作品づくりに没頭できました。リフレッシュできました」
「色合いは似ていても、素材によって、こんなに触感が違うんだということに驚きを感じました」
「普段の仕事とは全く違うこと=(作品制作)に集中できて、とても楽しかった、また参加したい」
「ふだん使ってない感性の扉がぼよよーんと開いてしまう面白さ!
”あなたも触覚アーティスト”を地でいく結果になりました。時間と材料があったらまだまだやりたかった位です。
その人の内面が自ずと表れるのが良いですね。触覚アートの可能性を感じました」
「普段、無意識の触覚にフォーカスする新しい体験、
普段使わないところに意識が向いて興味深かったです。ありがとうございました。」
などといったご感想をいただきました。
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主催くださった横須賀美術館さまには大変お世話になりました。
私がアート活動で大切にしている触覚アートのワークショップを、
このような素晴らしい環境で、きめ細やかな手厚いサポートをいただきながら、おこなうことができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。
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これからも、触覚アートの可能性、おもしろさを、たくさんの方と一緒に楽しんでいきたい‼️
そう思いを新たにいたしました。
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参加くださった皆さま、横須賀美術館さま、応援・告知協力してくださった皆さま、
本当にありがとうございました
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触覚アーティスト
ゆにここ
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