大通公園西8丁目会場
今年もYOSAKOIソーラン祭りは閉幕した。
順位等の話は別の機会にして、取り巻く環境の変化について語っておこうと思う。
本来、順位などの話をして終わりでいいのだけれど、今回は大きな変化があった。
行った人間は分かっている事ではあるが、観客動員数が目に見えて減ったという事だ。
1割減ったとかの話ではない。危機的水準にまで激減したと言うべき状況だ。
これで5年連続この札幌の地を訪れているわけだけれど、特に今年の西八の人の出足が本当に鈍かった。
金曜や日曜をピークに、開場時間である3時前には少ない水曜の初日ですら20人は並んでいた。
しかし今年は5組程度。開場1時間経過しても1割が埋まっているかどうかという悲惨な状況だ。
木曜でもその傾向は変わらず、金曜のソーランナイトでも開場して2割も行かない無料開放席。待機列も3割以下の短さ。
自分はすすきのなどに出向いたんだけれども、あの歓楽街でやっと盛り上がってるのかと言えるほど。
土曜は各会場を周るんだけど、何処も目に見えて少ない。
パレード会場からメインを見たのが昼過ぎだったんだけど、明らかに空席が目立つ。
札幌ガーデンパーク会場も土曜の夜は盛り上がってるんだけど、前年度から比べれば1~2割減かなといった状況。
日曜もファイナルがあるからと、朝一で大体が埋まってしまうんだけど、やはり出足は鈍く。
この西八メインの最後部に陣取る面々ってのは、熱狂的なYOSAKOIソーラン祭りのファン。
個人攻撃をして申し訳ないんだけれど、ここの責任者ってのと2年はバトルの連続。
椅子禁止になり、無料観覧席の2割を通路に取り、今年は通路が少しは減ったものの、観る環境ってのが制約が大きくなる一方。
椅子禁止にしても、後ろの奴が良くて何で前がダメなんだという後から来た観客の矛盾した論法を振りかざされ、返答出来ず全面禁止にしてしまったという愚かさ。
責任者は全員が平等にという事で、地面に座ってもらう事になったと説明したのが昨年。
平等と言うのであれば、車椅子の人にも地面に座って貰うべきだろう。
そもそも最後列を陣取る面々は徹夜組。待ってる時間が平等ならその論理も通用するけれど、絶対的な時間数が違う。
最後列は前の人間の視界の妨げにならない。だからどまつりでは最後部の椅子は認められている。視察に来てたよね、責任者。
そして今年。最後列で頭の高さより上でビデオを回していた80過ぎのお爺さんに噛み付いたのが、例の責任者。
そもそも口の利き方ってのを知らない。警察関係者に色々説明し、エライさんと一緒に居るから、態度だけが傲慢そのもの。
20代の者が、80過ぎの目上の者に言う態度かと。名古屋弁丸出しで偉そうな命令口調。
怒らない人が殴ってやろうかと思ったと後でこぼしたぐらいだったから、ブチ切れてたんだろうと。
頭より上にビデオを上げない。そのルールでやってんだからー。って、年配の方に対して若造風情が誰に対して物を言ってるの?
演舞が終わるまで待ってから、一応頭の上にビデオを上げない事をルールとして決めましたので、出来れば下げて頂けないでしょうかと言うべきだろう。
頭の上に上げなきゃ、人の頭ばかり映ってしまうからと言えば、だったら上(有料観覧席)上がって撮りゃーええ。
その言葉をたまたま聞いてなかったから良かったものの、聞いてたらこちらがキレていたに違いない。
そもそもどうしてそのルールが出来たかを考えればいいんだけど、ルールを守る事がルールになってしまっている。
前の人の視界を遮る可能性を否定できないから、そのルールが出来たんでしょ。
なら、最後列の人間が他人の視界を妨げる可能性は?と問われたら、NOでしょうが。
尤も有料観覧席の入りが悲惨な状況の焦りもあるのかと。
そうして迎えた日曜日。最後部にある通路に椅子を持って座るお年寄りの方々が。
学生がすっ飛んできて、通路なのでとか、椅子は禁止でとかやってる。
膝が痛いからと杖をついてるお婆さんに、空いてる場所に座って下さいと。
それでも居座る面々に、学生実行委員長が演舞ごとにやって来て、最後にはおばあさん達は退散して行った。
これを見て思った。一生懸命に観客を減らす努力をしていると。
嫌な思いをしたお婆さん達はもう二度と西八に足を向けることはないだろうね。
学生達がやって来る度にバトルが始まるんだから。居なければ自主規制で何とかなってるんだもの。
制約の殆どないすすきのの盛り上がりとは対照的。
そうしてファイナル。通路向こうに居る観客の数も明らかに激減。
取り巻く環境の変化に、学生実行委員達を仕切っている責任者の更に上の面々は気付いてるのだろうか。
今村組のイーサン曰く、道民アンケートで6割が「よさこいは嫌い」と言う結果。
北海道新聞のアンケートで、市民の8割がソーラン祭りに反対。
某有名ラーメン屋の店長曰く、あー今年もソーラン始まったって?あれってうるさいし、道を塞ぐし鬱陶しいんだよなと舌打ち。
メイン会場の目の前のホテルが木曜の時点で空室あり。
土曜に乗ったタクシーで、今年はホテルに空室が目立つようですと運転手。
来年からは西八を貸さないと言い始めた札幌市は、共催なのに援助すら拒んでると言われる。
雪祭り、北海道日本ハムファイターズを抑えて、北海道で最も経済効果の高いお祭りである筈。
それなのにここまで嫌われる事を考えた事があるのだろうか。
3、北海道の祭りとして、地域社会のコミュニティを大切にし、地域社会に元気と感動を届けることを目指します。
「人と地域を元気にする祭り」という原点を大事に、祭りを通した地域活性に取り組みます。
誰もが参加でき、人々に愛される「市民の祭り」へ。
YOSAKOIソーラン祭りはこれからも歩みを続けていきます。
掲げられた3つの原則の3番目は皮肉かと言いたくなる。
メインステージを半分に割って、向こう側の重鎮であるO氏は言う。
最初からずっと見てきたけど、25回記念大会で終わりじゃないかと。
2年前まで3年間責任者を務めてきた男は、要望を言うと上に伝えますと飛んでいった。
ところが今の責任者は要望を言うと、市有地ですから警備員と警察に通報しますという。
あのさ、私有地ならともかく市有地という公共の場な訳なんだけど。
これは、責任者として何も出来ませんでしたと告白したような物だ。
公権力の介入を許した時点で、もうそれはお祭りとは言えない。祭りの概念を真剣に考えた事もないのだろう。
祭りの看板を下ろし、YOSAKOIソーラン選手権と改名すべきだ。
それでもYOSAKOIソーラン祭りを愛する者からの提言を。
反対者が多いのであれば、賛成者を増やせばいい。
札幌市民は反対かも知れないけれど、他の地方から楽しみにしてやってくる人間が大勢居るのだから、その為に開いて下さいと。
最も熱烈な応援団であるはずの常連組を敵視して聞く耳を持たないのではなく、聞く耳を持てと。
一番の応援団の話すらまともに取り合わない連中が、ソーランを嫌う市民に対してどのような言葉を持っているのだろうか。
この規模での開催が終わるまでのカウントダウンが始まっていない事を祈りたい。
補足。
車椅子の人に地面に座って貰うだろう。こう書いたのを額面通りに受け止める人が多いようなので。
口を開けば平等にを連呼する責任者への数年間の皮肉を込めて書いた訳で。暴論なのは承知の上。
しかし杖を付いてやっと歩いてる老人に対して、椅子に座る事を拒否し、スタジアム型の観覧席へ登らせて、狭い通路を通らせて座れ、
聞けないなら排除すると言った、限りなく残酷と言える姿勢を見ての事もある。
官僚支配されて閉塞した今の世の中を更に存続させるのに無抵抗な、お役所仕事的な対応に対する批判を込めてでもある。
補足、その2。
相変わらずこのページの参照が多いようで、ちょっと色々見てみました。
1枚目の写真に悪意があるとか書かれてますが、2013年度に西八に到着してすぐに撮った物で他意はありません。
意図的に誘導とかもありません。学生の最初のリハ風景です。
更にもう1点。観客が少ないならそれを撮った証拠画像をとか書かれてますが、そんな無駄な物は撮ってません(苦笑)
祭りが全て終わり、5年間の総括をと思って書いたものですので。
毎年知ってる踊り子が100人以上行ってますので、悪意を持って書いた訳じゃありません。
踊り子、観客、運営とが創り上げていくのが、祭りって物だと思っています。
更に良い物を創りたいなら、やはり受身の観客側も意見を発信すべきだと思っております。
運営に管理された観客が良いのでしたら、どうぞお好きにして下さいと思うわけです。
人それぞれ感じる所って違うと思いますので、行かれたら感想を書かれたらいいと思います。
昔と違って、誰でもインターネットで情報を発信できる時代になっていますので。
今年度は客席がパイプ椅子のようで、それが普段の無料観覧席の方まで置かれていくようですね。
それがどうなるのか楽しみではありますが。今年はまた誰かが報告してくれると思ってます。
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今年もYOSAKOIソーラン祭りは閉幕した。
順位等の話は別の機会にして、取り巻く環境の変化について語っておこうと思う。
本来、順位などの話をして終わりでいいのだけれど、今回は大きな変化があった。
行った人間は分かっている事ではあるが、観客動員数が目に見えて減ったという事だ。
1割減ったとかの話ではない。危機的水準にまで激減したと言うべき状況だ。
これで5年連続この札幌の地を訪れているわけだけれど、特に今年の西八の人の出足が本当に鈍かった。
金曜や日曜をピークに、開場時間である3時前には少ない水曜の初日ですら20人は並んでいた。
しかし今年は5組程度。開場1時間経過しても1割が埋まっているかどうかという悲惨な状況だ。
木曜でもその傾向は変わらず、金曜のソーランナイトでも開場して2割も行かない無料開放席。待機列も3割以下の短さ。
自分はすすきのなどに出向いたんだけれども、あの歓楽街でやっと盛り上がってるのかと言えるほど。
土曜は各会場を周るんだけど、何処も目に見えて少ない。
パレード会場からメインを見たのが昼過ぎだったんだけど、明らかに空席が目立つ。
札幌ガーデンパーク会場も土曜の夜は盛り上がってるんだけど、前年度から比べれば1~2割減かなといった状況。
日曜もファイナルがあるからと、朝一で大体が埋まってしまうんだけど、やはり出足は鈍く。
この西八メインの最後部に陣取る面々ってのは、熱狂的なYOSAKOIソーラン祭りのファン。
個人攻撃をして申し訳ないんだけれど、ここの責任者ってのと2年はバトルの連続。
椅子禁止になり、無料観覧席の2割を通路に取り、今年は通路が少しは減ったものの、観る環境ってのが制約が大きくなる一方。
椅子禁止にしても、後ろの奴が良くて何で前がダメなんだという後から来た観客の矛盾した論法を振りかざされ、返答出来ず全面禁止にしてしまったという愚かさ。
責任者は全員が平等にという事で、地面に座ってもらう事になったと説明したのが昨年。
平等と言うのであれば、車椅子の人にも地面に座って貰うべきだろう。
そもそも最後列を陣取る面々は徹夜組。待ってる時間が平等ならその論理も通用するけれど、絶対的な時間数が違う。
最後列は前の人間の視界の妨げにならない。だからどまつりでは最後部の椅子は認められている。視察に来てたよね、責任者。
そして今年。最後列で頭の高さより上でビデオを回していた80過ぎのお爺さんに噛み付いたのが、例の責任者。
そもそも口の利き方ってのを知らない。警察関係者に色々説明し、エライさんと一緒に居るから、態度だけが傲慢そのもの。
20代の者が、80過ぎの目上の者に言う態度かと。名古屋弁丸出しで偉そうな命令口調。
怒らない人が殴ってやろうかと思ったと後でこぼしたぐらいだったから、ブチ切れてたんだろうと。
頭より上にビデオを上げない。そのルールでやってんだからー。って、年配の方に対して若造風情が誰に対して物を言ってるの?
演舞が終わるまで待ってから、一応頭の上にビデオを上げない事をルールとして決めましたので、出来れば下げて頂けないでしょうかと言うべきだろう。
頭の上に上げなきゃ、人の頭ばかり映ってしまうからと言えば、だったら上(有料観覧席)上がって撮りゃーええ。
その言葉をたまたま聞いてなかったから良かったものの、聞いてたらこちらがキレていたに違いない。
そもそもどうしてそのルールが出来たかを考えればいいんだけど、ルールを守る事がルールになってしまっている。
前の人の視界を遮る可能性を否定できないから、そのルールが出来たんでしょ。
なら、最後列の人間が他人の視界を妨げる可能性は?と問われたら、NOでしょうが。
尤も有料観覧席の入りが悲惨な状況の焦りもあるのかと。
そうして迎えた日曜日。最後部にある通路に椅子を持って座るお年寄りの方々が。
学生がすっ飛んできて、通路なのでとか、椅子は禁止でとかやってる。
膝が痛いからと杖をついてるお婆さんに、空いてる場所に座って下さいと。
それでも居座る面々に、学生実行委員長が演舞ごとにやって来て、最後にはおばあさん達は退散して行った。
これを見て思った。一生懸命に観客を減らす努力をしていると。
嫌な思いをしたお婆さん達はもう二度と西八に足を向けることはないだろうね。
学生達がやって来る度にバトルが始まるんだから。居なければ自主規制で何とかなってるんだもの。
制約の殆どないすすきのの盛り上がりとは対照的。
そうしてファイナル。通路向こうに居る観客の数も明らかに激減。
取り巻く環境の変化に、学生実行委員達を仕切っている責任者の更に上の面々は気付いてるのだろうか。
今村組のイーサン曰く、道民アンケートで6割が「よさこいは嫌い」と言う結果。
北海道新聞のアンケートで、市民の8割がソーラン祭りに反対。
某有名ラーメン屋の店長曰く、あー今年もソーラン始まったって?あれってうるさいし、道を塞ぐし鬱陶しいんだよなと舌打ち。
メイン会場の目の前のホテルが木曜の時点で空室あり。
土曜に乗ったタクシーで、今年はホテルに空室が目立つようですと運転手。
来年からは西八を貸さないと言い始めた札幌市は、共催なのに援助すら拒んでると言われる。
雪祭り、北海道日本ハムファイターズを抑えて、北海道で最も経済効果の高いお祭りである筈。
それなのにここまで嫌われる事を考えた事があるのだろうか。
3、北海道の祭りとして、地域社会のコミュニティを大切にし、地域社会に元気と感動を届けることを目指します。
「人と地域を元気にする祭り」という原点を大事に、祭りを通した地域活性に取り組みます。
誰もが参加でき、人々に愛される「市民の祭り」へ。
YOSAKOIソーラン祭りはこれからも歩みを続けていきます。
掲げられた3つの原則の3番目は皮肉かと言いたくなる。
メインステージを半分に割って、向こう側の重鎮であるO氏は言う。
最初からずっと見てきたけど、25回記念大会で終わりじゃないかと。
2年前まで3年間責任者を務めてきた男は、要望を言うと上に伝えますと飛んでいった。
ところが今の責任者は要望を言うと、市有地ですから警備員と警察に通報しますという。
あのさ、私有地ならともかく市有地という公共の場な訳なんだけど。
これは、責任者として何も出来ませんでしたと告白したような物だ。
公権力の介入を許した時点で、もうそれはお祭りとは言えない。祭りの概念を真剣に考えた事もないのだろう。
祭りの看板を下ろし、YOSAKOIソーラン選手権と改名すべきだ。
それでもYOSAKOIソーラン祭りを愛する者からの提言を。
反対者が多いのであれば、賛成者を増やせばいい。
札幌市民は反対かも知れないけれど、他の地方から楽しみにしてやってくる人間が大勢居るのだから、その為に開いて下さいと。
最も熱烈な応援団であるはずの常連組を敵視して聞く耳を持たないのではなく、聞く耳を持てと。
一番の応援団の話すらまともに取り合わない連中が、ソーランを嫌う市民に対してどのような言葉を持っているのだろうか。
この規模での開催が終わるまでのカウントダウンが始まっていない事を祈りたい。
補足。
車椅子の人に地面に座って貰うだろう。こう書いたのを額面通りに受け止める人が多いようなので。
口を開けば平等にを連呼する責任者への数年間の皮肉を込めて書いた訳で。暴論なのは承知の上。
しかし杖を付いてやっと歩いてる老人に対して、椅子に座る事を拒否し、スタジアム型の観覧席へ登らせて、狭い通路を通らせて座れ、
聞けないなら排除すると言った、限りなく残酷と言える姿勢を見ての事もある。
官僚支配されて閉塞した今の世の中を更に存続させるのに無抵抗な、お役所仕事的な対応に対する批判を込めてでもある。
補足、その2。
相変わらずこのページの参照が多いようで、ちょっと色々見てみました。
1枚目の写真に悪意があるとか書かれてますが、2013年度に西八に到着してすぐに撮った物で他意はありません。
意図的に誘導とかもありません。学生の最初のリハ風景です。
更にもう1点。観客が少ないならそれを撮った証拠画像をとか書かれてますが、そんな無駄な物は撮ってません(苦笑)
祭りが全て終わり、5年間の総括をと思って書いたものですので。
毎年知ってる踊り子が100人以上行ってますので、悪意を持って書いた訳じゃありません。
踊り子、観客、運営とが創り上げていくのが、祭りって物だと思っています。
更に良い物を創りたいなら、やはり受身の観客側も意見を発信すべきだと思っております。
運営に管理された観客が良いのでしたら、どうぞお好きにして下さいと思うわけです。
人それぞれ感じる所って違うと思いますので、行かれたら感想を書かれたらいいと思います。
昔と違って、誰でもインターネットで情報を発信できる時代になっていますので。
今年度は客席がパイプ椅子のようで、それが普段の無料観覧席の方まで置かれていくようですね。
それがどうなるのか楽しみではありますが。今年はまた誰かが報告してくれると思ってます。
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