2022年10月10日 日本の京都橘高校のマーチングバンドが、中華民国国慶日という台湾人にとって特別の日に招待され、そのあまりに有名なパフォーマンスを披露した。
蔡英文総統への特別な謁見の機会を得るなど、破格の待遇を受けての演技である。
それはただ外国人のパフォーマンスで、中華民国国慶日の重要な行事に花を添えるというような軽い意味ではない。
武漢ウイルスの蔓延による入国制限の中、特別待遇を与えてまで招待した高校生たち。
彼女らは日本の国旗を背負って台湾人の見守る舞台に立ったのである。
台湾人の日本人に対する特別な想い。
それは長い歴史の中で培ってきた双方の民族の信頼と絆がもたらした、友好の歴史の現れだった。
多くの日本人の知らない彼らとの信頼と絆。
習近平の野望による台湾侵略の危機が迫る中、日本人として是非知っておくべき台湾人の想いを紹介しました。
根本 博 陸軍中将
家族には「釣りに行く」と言い残し、台湾に密入国。
そして蒋介石との約束を守り、大陸中国と台湾の最前線である金門島死守の戦いに身を投じ、見事撃退した根本は、何事も無かったかのように、家を出た時と同じ姿で帰宅した。
その歴史的事実を決して忘れていない台湾の人々の想いは、京都橘高校のパフォーマンスを通し、その向こうの日本への熱い気持ちをぶつけるように、国家を挙げて賞賛しながら熱狂したという。
今の私たちに彼らのそんな熱すぎる思いを、ストレートに受け止めるだけの器量があるだろうか?
私は台湾を見る目が以前と大幅に変わった思いがします。
そして何かしらの自覚を持ち、何かに気づくべきと・・・・。