師曰く・・・。・7
透明「それじゃ~千鶴ちゃん
この器具達を使ってみるかい」
千鶴「えっ」
透明「さっき君は器具達から感じる想いを
受け取れたよね
それじゃ~今度は、器具達に君の
想いを感じ取ってもらって
君の想いを込めたモノを
作ってごらんよ
ま、まあ円のところのものとは
違ってジャジャ馬揃いだけどね」
千鶴「は、はい
・・・あの~っ」
透明「んっ」
千鶴「さっきの悲しい感じがしたこの子
使ってもいいですか」
透明「」
千鶴「この子、このまま悲しい想いを
もったままにしておくのちょっと
可哀相で・・・」
透明「そっか・・・・・・。
わかった千鶴ちゃんがその子を
救ってくれるなら任せるよ」
千鶴「はいありがとうございます」
そろそろいいよね・・・
悲しい想い出・・・悲しみに染まった器具を
次世代が救ってくれる・・・か・・・。
千鶴「それじゃ~ヨロシクねみんな」
千鶴ちゃんは器具達にペコリと一礼し
材料の選定から器具の回し、調合を手早く
行ってゆく
透明「(こ、この子、なんて楽しそうに・・・。)」
私の目の前では、一人の少女が楽しげに舞を
舞っているように見える
昔読んだ古の書物を思い出す
一流の魔女は素材と魔導具を操り踊るように
秘薬を作り出す
このウィッチダンスは、見る者の心をとらえ
一度それを見た者は心を惑わされ虜となってしまう
透明「(なるほど・・・・・・。
しかし、円もとんでも無い弟子をとったもんだ
・・・いるんだな~世の中には・・・天才って
いうやつが・・・。)」
円が今回、千鶴ちゃんに基本となる部分を
教え込もうとした理由がやっと理解できた
天才が天才であるゆえんは、教えなくても
出来てしまう器用さがある
しかしその分、基本を理解することをわすれ
大きな失敗をおかしてしまう危険もある
特にスランプに入れば、バックボーンの有る無し
は重要な支えにもなる
今、円が教えたいことは裏付けられた基本経験
確かに彼女には大切な経験となるわけだ・・・。
さてさて、次世代は何を作って見せて
くれるのかな
続く・・・。
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この器具達を使ってみるかい」
千鶴「えっ」
透明「さっき君は器具達から感じる想いを
受け取れたよね
それじゃ~今度は、器具達に君の
想いを感じ取ってもらって
君の想いを込めたモノを
作ってごらんよ
ま、まあ円のところのものとは
違ってジャジャ馬揃いだけどね」
千鶴「は、はい
・・・あの~っ」
透明「んっ」
千鶴「さっきの悲しい感じがしたこの子
使ってもいいですか」
透明「」
千鶴「この子、このまま悲しい想いを
もったままにしておくのちょっと
可哀相で・・・」
透明「そっか・・・・・・。
わかった千鶴ちゃんがその子を
救ってくれるなら任せるよ」
千鶴「はいありがとうございます」
そろそろいいよね・・・
悲しい想い出・・・悲しみに染まった器具を
次世代が救ってくれる・・・か・・・。
千鶴「それじゃ~ヨロシクねみんな」
千鶴ちゃんは器具達にペコリと一礼し
材料の選定から器具の回し、調合を手早く
行ってゆく
透明「(こ、この子、なんて楽しそうに・・・。)」
私の目の前では、一人の少女が楽しげに舞を
舞っているように見える
昔読んだ古の書物を思い出す
一流の魔女は素材と魔導具を操り踊るように
秘薬を作り出す
このウィッチダンスは、見る者の心をとらえ
一度それを見た者は心を惑わされ虜となってしまう
透明「(なるほど・・・・・・。
しかし、円もとんでも無い弟子をとったもんだ
・・・いるんだな~世の中には・・・天才って
いうやつが・・・。)」
円が今回、千鶴ちゃんに基本となる部分を
教え込もうとした理由がやっと理解できた
天才が天才であるゆえんは、教えなくても
出来てしまう器用さがある
しかしその分、基本を理解することをわすれ
大きな失敗をおかしてしまう危険もある
特にスランプに入れば、バックボーンの有る無し
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今、円が教えたいことは裏付けられた基本経験
確かに彼女には大切な経験となるわけだ・・・。
さてさて、次世代は何を作って見せて
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