一枚の手紙 ・10
主格「わかったであろう・・・・はよう居ね
おんしらとは、関わりのないことだ・・・ 。」
おんしらとは、関わりのないことだ・・・ 。」
透明「そうでもないようです・・・」
主格「」
透明「この社を配置したのは、どうにも、
我らの身内の者のようでして・・・」
主格「なに・・・ 」
透明「主格殿も、この地を護る事以外にも
封社を護るという主命も増え、難儀なさって
いるとみえます
いるとみえます
ですから、ここは我らが主格殿のお手伝いが
できればと想っております」
主格「う・・む~・・・ 。」
主格は本来、地を鎮めることが主命
そこに、仕事が増やされたとなれば、きっと、
厄介事に巻き込まれたと想っているはず・・・。
実際、この社を建てたのが、陣だとしてもそうでなくても、
方法としては、間違っていない
だが、これだけ陰の気質を引き込んでしまう力が
あるとなれば、主格の仕事は恐ろしく忙しいだろう・・・。
このままだと、主格が神落ちする可能性もある
円「これって、やっぱりアイツがやったの」
透明「えっう~ん・・・どうだろう
でも、やり方としては間違ってはいない
通常、このやり方であれば、地を穢さず、
神の御威光も得られるから、この地は安定するし、
誰も傷つかないですむからね」
円「でも、これ以上酷くなったら・・・」
透明「その時は、また新たな社をもって封じればいい」
円「はぁ~・・・だから、代をまたいで継承するって
ことか・・・でも、その時までに、格さんが
保つかわかんないよねぇ~」
保つかわかんないよねぇ~」
格さんって水戸○門ですか
透明「最悪・・・神落ちする・・・。」
主格「」
円「それって、この封印してるモノよりもマズいじゃん」
透明「ま、まあね
でも、その前に何とかするんじゃないかな~」
円「うわ~っ危うい~っ」
透明「そう言うなよ」
主格「・・・う、ううんごほん
あ~・・・して・・・どう手伝うというのだ・・・ 」
あ~・・・して・・・どう手伝うというのだ・・・ 」
よし乗ってきた
透明「はい先ずは、中に封じられているモノを確認します
その上で、封じているモノを上手く処理できれば、
社を護るという主命は外れると想います
ただ、実際、封社の中のモノがどれほどのモノか
計りかねますので、視てみなければ何とも・・・」
主格「そ、そうか・・・う、う~む・・・
我は、関知せず・・・・ 。」
我は、関知せず・・・・ 。」
透明「ありがとうございます
我らが勝手におこなうことです主格殿は関せずで
お願いいたします責任は全て我らが・・・。」
お願いいたします責任は全て我らが・・・。」
主格「う、うむ・・・・ 。」
主格は、何事も無かったように、ゆっくりと消えて行く・・・。
主格の気配が無くなったところで
円「あんた・・・。」
透明「んっ」
円「鬼ね」
透明「おいおい人聞きの悪いこと言うなよ」
月華「策士ですね」
透明「あははっそれも喜んでいいのか分からん
意味にも取れるけどでも、これでこの社を
調べることができる
手紙の言葉も気になるし、封印が解けない程度に
調べてみなくちゃ」
調べてみなくちゃ」
私たちは、社にかかっている封印の術式を確認しながら
社に封印されているモノを調べる・・・。
円「えっこ、これって」
透明「・・・・。」
円「妖精でも、何か変・・・」
透明「・・・・。」
月華「ガタガタガタガタ」
円「何だろうサイズ的には、小さいバージョンの六羽と
同じくらいだけど・・・妖精のように自然界の力が
感じられないし・・・気質も・・・げっ
なんて禍々しいのかしら
ねぇ透明
これって、一体」
透明「ちょっと、一旦ここから、離れようか」
円「えっど、どうしてちょっと」
私は、無理やり円の手を引っ張って、その場を離れる
円「ちょっと~」
透明「一度、陣に連絡してみる」
円「えっ」
透明「月華は、しばらく離れていていいよ」
月華「は、はい」
円「ちょっと、何がどうなってるのよ~」
次回、封印されしモノの正体が明らかに
続く ・・・。
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