判断の基準・8
透明「次に、身体的アプローチですが、先程
私が昌子さんの左手を取っていたのを
見ていましたか」
園長「ああそういえば、手相を見ていましたよね」
透明「あれは、手相もそうですが、手に集中している
主神経に刺激を与えてもいたんです」
主神経に刺激を与えてもいたんです」
園長「なるほど」
透明「手には、反射区といって其々の臓器に繋がる
神経が通っています
今回は、そこに私の気を流しましたが、
通常でも、手を使って脳の神経に刺激を与える
ことができます
ただし、大切なのは、刺激が繋がりやすい
手を選ぶことです」
手を選ぶことです」
園長「繋がりやすい手ですか」
透明「はい
豊喜さんは、どちらの手が利き手ですか」
園長「私は、右手です」
透明「それじゃぁ~、右手出してください」
園長「」
豊喜さんの右手を軽く揉む
透明「感覚は覚えましたね」
園長「えっは、はいちょっと痛かったです」
透明「ツボを刺激していますからね
次は、左手を・・・。」
左手も同じ力で同じ様に揉む
園長「えっな、なんか、感じにくい・・・」
透明「さっき揉んだ力と同じなんですよ~
利き手の方が痛みを感じやすいでしょ」
園長「は、はい」
透明「実は、利き手というのは、長い年月使われて
きているので、感覚が取りやすいように、
脳が常に重視しているんです」
脳が常に重視しているんです」
園長「それじゃぁ~繋がりやすい手というのは、
利き手ということですか」
透明「残念その逆です」
園長「えっ」
透明「脳というのは、刺激に対して予想を立てる
ものなんです
実は同じ力で手を揉んでも、普段使っている
利き手の方が、刺激の度合いの予想がつく
そのため、脳はその刺激の度合いを図り直す
ことはせず、ある程度、記憶の中の刺激を
伝達するだけで、怠けてしまうんです」
伝達するだけで、怠けてしまうんです」
園長「な、なんだか、不思議な・・・」
透明「まあ、それだけ利き手に頼っているという
ことですよね
ですから、この利き手を使ってしまうと、
脳は活性化せず、怠けてしまう
では、脳を活性化するには、どうすれば良いのか
それは、脳に新しい刺激を与えることです」
園長「なるほど確かに、新しい事というのは、
覚えるために頭を使っている気がしますよね」
透明「その通りですから、脳に新たな刺激を与えられる
のは、利き手と逆の手となるんです
豊喜さんの左手の感覚が鈍かったのは、
脳が同じ刺激を学んでいないためで、学ばせるように
刺激を与えれば、脳は活性化してゆきます
刺激を与えれば、脳は活性化してゆきます
そして、特に脳にアプローチできる手の場所は、
中指の第一関節部分の先で、ここを刺激してあげると
脳は記憶しようと努力してくれます」
園長「利き手とは逆の手の中指の第一関節部分の先ですか」
透明「先程もお話したように、手というのは、あらゆる臓器や
身体の部位に繋がっています
もっとも簡単な説明をすると、手を広げた図を
身体に見立ててもらえるとわかりやすいと思います
要するに、頭が中指の第一関節までとすれば、
左手の人差し指と右手の薬指は身体の右腕と表し
左手の薬指と右手の人差指は身体の左腕を表します」
園長「ということは、え~っと・・・
左手の親指と・・・右手の小指は右足で、
左手の小指と・・・右手の親指は左足を表して
いるということですよね」
左手の小指と・・・右手の親指は左足を表して
いるということですよね」
透明「その通りです
ということで、アプローチする場所は、わかりましたね
これは、アルツハイマーや痴呆以外でも、普段から
記憶がハッキリしなかったり、忘れっぽくなったりした時に
記憶がハッキリしなかったり、忘れっぽくなったりした時に
使えますので、覚えておくといいですよ」
園長「利き手と逆の手の中指の先を揉めば良いんですね」
透明「ええそれと、アルツハイマーや痴呆の方には、
これを行う際、もう一つ大切な要素が必要です」
園長「と、言いますと」
透明「手を揉む際、相手の目を見て語りかけることです」
園長「そういえば、昌子さんの時も、手を見ずに話して
いましたよね」
透明「はい
特にアルツハイマーの方は、手を揉む際に、
感覚が通常より弱くなっています
ですから、少しずつ強めて行きながら、相手が
目線を手にもってゆくまで、強さを調整して
揉むようにしてください
ある程度強いなぁと感じれば、話に集中できなく
なって、必ず手を見ますから」
園長「なるほど~そこまで考えて行っていたんですね
確かに、少し痛いと思えば、自然と手を見ちゃいます
からね」
透明「もちろん、強ければ良いというワケではないので、
少し手を気にし始めたら、そこから少し弱めて全体を
揉んであげると、脳も話と手の感覚両方をとろうと
回転して行きますので、少し試してみてください」
少し手を気にし始めたら、そこから少し弱めて全体を
揉んであげると、脳も話と手の感覚両方をとろうと
回転して行きますので、少し試してみてください」
園長「いやぁ~タメになりました
透明さんは、本当に色々と考えているのですね」
透明「あははっ職業病なだけですよ」
太郎「おいいつ迄話し込んでるんだ
次は俺だ園長早くしろよ~」
次は俺だ園長早くしろよ~」
園長「あっす、すみません」
透明「太郎さんお待たせ
それじゃぁ~、始めようか」
次回、事件が・・・
続く・・・。
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