前回九星気学③で基本的な方位盤と9つの宮について解説しました。
今回は九星気学で用いる方位盤の種類とその移動について解説していきます。重要な語句が増えていくので重要語句は赤色で示してあります。
まず九星気学で用いる方位盤は2種類あります。1つ目は③で紹介した基本的な方位盤で後天定位方位盤と呼ばれていて九星の配置が固定されているものです。
2つ目は年盤と呼ばれているもので、年によって九星が一定の法則に従って移動していきます。その移動を遁甲(とんこう)といいます。
遁甲・・・例えば本命星が現在北に当たった場合、翌年からは南西→東というように移動していきます。方位盤に書かれている数字は九星の頭文字を記してあるものですが、遁甲の順でもあります。それにより移動する方位の吉凶が予測する事ができるというものです。