プロ野球の定説を検証する。
①名選手、名監督にあらず
実績を残した選手が必ずしも名将にならないと言う意味の格言である。
名選手で、なおかつ名監督なのは川上哲治であろう。
通算安打2351本にして巨人V9を達成させた「名野球人」である。
しかし、川上に次次ぐ優勝回数を記録(ドラフト以後)した元西武監督の
森祇晶は、巨人V9戦士であるものの、選手時代の実績はピンとくるものではない。
そこで、「現役時代の実績」と「優勝回数」を基準に、この格言を検証してみたい。
なお、名選手の定義は「200勝または2000本安打」達成者とした。
いわゆる名球会入会資格をもつ選手は、どれほどの割合で名監督となっているのだろくか?
監督名 = 采配年ー優勝回数 / 日本一回数
野村克也=24-5/3
王貞治 = 19-4/2
長嶋茂雄=15-5/2
金田正一=8-1/1
若松勉=7-1/1
落合博満=8-4 /1
秋山幸二=5-2/1
山本浩二=10-0/0
稲尾和久=8-0/0
東尾修=7-2/0
山内一弘=6-0/0
高木守道= 6-0/0
野村謙二郎=4-0/0
村山実 =5-0/0
大島康徳=3-0/0
古田敦也=2-0/0
山田久志=2-0/0
堀内恒夫=2-0/0
藤田平=1-0/0
江藤慎一=1-0/0
有藤道世=3-0/0
根本隆夫=2-0/0
広瀬叔功=3-0/0
鈴木啓示=3-0/0
ドラフト制度導入された以降、名球会入会資格をもつ監督は
全部で24人いた。
そのうち優勝を達成したのは9人だった。
巨人時代の王監督は、自分の指導を理解出来ない選手に苛立ったが、あるとき、
自分の目線が高すぎることに気がついた。
後に、「目線を落として初めてチーム力が上がった」と語っている。
再生工場とよばれた野村監督、「オレ流」を貫く落合監督などのように、
客観視が必要なのだ。
プロ野球に限らず、監督という職業は、競技が上手いだけで成立するものではない。
理論をチームに浸透させ、勝利のために何が必要か、
何が足りないのかを考えねがならない。
失敗監督に共通するのは、主観によるチーム運営だ。
プレーヤーの気持ちを理解できなけれが、名監督にはなれないのである。
②捕手出身監督は優秀である
捕手出身監督には優秀とのイメージがある定説。
グランドの監督」と言われる通り、配球を考えたり守備位置を指示したりと、試合中、
頭を使う頻度も多い。
現に、野村克也や森祇晶、上田利治など名将も多く、野村と上田はともに通算20年以上の
監督歴を誇り、通算11年の森も西武監督時代の80年代後半にかけ90年前半にかけて
リーグ優勝8回、日本一6回と黄金時代を築き上げた。
代表的な選手
天知俊一○
根本隆夫
野村克也 ○
上田利治 ○
森祇晶 ○
田淵幸一
大矢明彦
達川光男
梨田昌孝 ○
伊東勤 ○
古田敦也 他5人
歴代の捕手出身監督は16人おり、優勝経験者は6人。
16人監督が率いたチームをみるとわかるが、ほとんど弱小チームである。
チームを1から立て直す役割が多く、たとえば常勝巨人に捕手出身監督
はいない。
地味なポジションだけに、監督になっても縁の下の力持ちというわけだ。
※自分調べデータの為間違いあるかも?すいません...
結論
「以上2つのプロ野球の定説に当てはまる方こそ、今年から我がドラゴンズ監督の指揮を執る
シゲシゲ監督!!
どんな結果が出るか!?今から楽しみでなりません。」
キャンプだより(第3クール3日目)
本日も天気良くなかたっですね、ちょっと心配です...
岩瀬、山井、浅尾がバッティングピッチャーを務める予定だった
様ですが、岩瀬、山井までで、浅尾の前で雨となり出来なかったみたいです。
濱田は監督に対して200球の投げ込み!
J Sports「野球好き」のマル秘情報!森ヘッドのコメント
「今一番良い投手は憲伸!」とのことでした。「開幕もあるかもね」だって??