ナゴ球発ナゴド着

2017年06月18日 | 日記
6/16(金)ナゴヤ球場 中日vs広島13回戦。

6回表、吉見がマウンドに上がった。



期待が膨らんだ。
この時点で私は勝手に今後のドラゴンズローテーションを頭の中で描いた。
「今日の吉見は調整登板だ。
今後、交流戦明けの6/23.24.25の讀賣との3連戦のどこかで先発あるな」っと。
4回裏あたりからブルペンで吉見が肩を作り始めた。
5回頃には全力に近い熱が入った投球となってた。
私はゲームそっちのけに吉見が投げたブルペン捕手のミットに注目した。ミットが上下左右に微妙に動く程度で力のある球がミットに吸い込まれてた。
「さすが吉見。きっちりあの日(交流戦開幕5/30のソフトバンクで8失点KO)から調整してきたな。」
今日も梅雨とは思えぬ30℃近い暑さの中、気持ちの良い風を感じた。

6回表、ファームとは思えぬカープの強力オーダー。
ペーニャが左安、堂林が左2であっという間に無死2.3塁。続くメヒアが遊安で1失点。制球が定まらない小窪に中安、無死から4連続長短打を浴び2失点。
なおも送りバントなどから代打の岩本に中安の2失点。
続く7回は記録的には三者凡退だが、2者連続で外野フェンス手前まで運ばれる大飛球とされた。
ブルペンとマウンドではまるで別人となった吉見に目を疑った。
結果2イニング4失点、敗戦投手となった。
ちょっと信じられない光景を目の当たりにしてしまいました。
30℃近い暑さの中、日差しが容赦ない。

交流戦明けのローテはもろくも崩れ去った…
先日の日ハム2回戦、大野が順調に立ち上がったが6回表2死から、まさかの5連打を浴びマウンドを降りた。
吉見と大野が今シーズン投手の軸で行くと言ってた森繁監督の目論みは開幕から3ヶ月弱すぎた今、2人で2勝しか出来ず、なお現在2軍調整中。
左右の柱が不在の中、今後夏場に入りローテーションはより一層厳しくなる時期・・・などなど考えてたら、ゲーム終了。その後ナゴドに向った。

対西武ライオンズ1回戦、小笠原vs菊地の左腕対決。
どちらの投手も立ち上がりから力のある球を投げ好投してました。
小笠原は私が今まで見た中で一番の出来を感じました。しかし、西武の1~6番の強力打線は破壊力がありました。特に秋山の2打席目、追い込まれても小笠原の力のある、またキレのある球をカットしファールで逃げるのでなく振り切ってファールしてたのを見て、恐ろしバッターだなと思ってた途端、右中三塁打した。続くメヒアの豪快なHR。あっという間の逆転であった。
5回表、またしても秋山がいとも簡単にレフトへ2ランHR。勝負あり。
私的には木下のリードに疑問を感じた。
この時点で1―4。点差のわりに菊地の出来を考えると負けた感が半端なかった。西武は一つ間違えるととても強いわぁ…と感じた。

最後に若い先発投手をどんどん起用するのは良いが、そんな時はベテランの捕手がリードすることも大事だと思う。
この日の為か?一軍登録となった元西武の武山をスタメン起用して欲しかった。また、違ったゲーム展開になってたかもしれない。
ナゴ球に始まりナゴドで終わった野球観戦ざんまいの1日。
今後のドラゴンズに課題を多く残した1日であった。

そして翌日6/17(土)西武2回戦のヒロインとなったのがこの35番の男。前日の反省が生きた結果となった。