プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

あなたが選ぶNHK杯フィギュア名場面。

2012年12月19日 | フィギュアスケート。
「あなたが選ぶNHK杯フィギュア名場面」
という番組が先日あって、録画していたのをさっき見た。

さすが名場面というだけあって、みんな見ごたえがありましたな。
まあNHK杯限定というところはちょっとヨワイが。

アンケートによるランキング形式。
10位 2000年のプルシェンコ。12年前なのに、外見が今とほとんど変わらないのにびっくりした。
9位 2001年の本田武史の名作、アランフェス。いやー、やっぱりいい!!

この2人を見て思ったんだけど、昨今の演技は……やっぱり忙しすぎるのかもしれない。
もっともっとと要求が多すぎるのは我々ファンだが、高度な技能を求めた上に、
さらに表現力を、というのは限界があるのだろう。
彼らの演技は心がこもっており、ジャンプと表現力の部分だけですごく見ごたえがあるんだよ。
この頃の方が見てて楽しかったのかもしれない。とにかく今年は間違いなく楽しくない。

8位 1987年のカタリナ・ビット。
7位 1993年のキャンデロロ。
もう20年も25年も前だというのに、色あせない。血が通っている。
前に別な番組でビットとかキャンデロロを見た時には技術的にはだいぶ見劣りがした記憶があるから、
大会にもよるのだろうが、見てて十分に面白い。
まあ、キャンデロロのジャンプはだいぶヘタクソに見えるけどね。
キャンデロロ・スピンって!!今あんなこと試合でやる人はいない。

そうか、6位 2006年NHK杯で日本勢男女表彰台独占なんてこともありましたか……。
記憶から消えていた。すごいことだけど、日本で開催なので痛し痒しかな。

5位 2009年の安藤美姫。衣装が下品だと思ったことが一番印象が強い。
たしかその後若干デザインを変えた気がする。まあ、NHK杯での演技が一番良かったわけでもないしね。
4位 2004年の荒川静香。この辺になるとそろそろなつかしく感じる。
ありましたねえ、この衣装。まだ少し幼な顔の残る。

五十嵐文男の演技がちょっと映り、なんだか当時にしてはものすごくステップが速いじゃん!
わりとフィギュアスケートは技術の進化が顕著だという印象があったから、驚いた。
アニシナペーゼラも覚えている。今のペシャラブルザと同じく、個性的なペアだったね。

3位が……2010年の高橋大輔ですか。これはつい最近なので特に感慨もない。
今年や去年のように“縛り”がない分、存分に踊ってるなーという感じ。

そうですか、2位が伊藤みどりですか。さすがに時代を感じる。
でも彼女の今までの印象より表現力の部分が良かったんだと思った。
多分最初の頃はジャンプだけ!という人だったはずだが、この頃はずいぶん丁寧に滑っている。
ほんと、天井にぶつかるかと思うほどジャンプが高いですよ。

そして2008年ですかね、浅田さんの仮面舞踏会……。
この頃の浅田さんが一番元気だったかな。良かったですねえ。こういう雰囲気が似合う気がする。
あら、振付は今に至るまでずっと、タラソワさんとローリー・ニコルが一貫して続けてるのか。
コーチが変わってからは、縁が切れたもんだと勝手に思っていたよ。


近年の分はそこまで思いいれがないが、昔のシーンはなかなか見る機会がないし、
いいもん見せてもらいました、って感じだよ。
ゲストのミッツ・マングローブ(なんだかこの人もよくわからない人選かと思うが……)が
最後にいいことを言った。
「本田武史という人がいて、こんなに繊細に滑っていたのかと」
本田武史を認識してないなんてなんたること!モグリだ!というツッコミも入れたいが、
とりあえず褒めてくれているのでユルす。
テレビ局は今後も折にふれて本田武史の映像を極力流すように。



さて、今週末は全日本。フジテレビでの放映は、エキシビションまで入れると合計10時間である……。


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1 コメント

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海外に伝えて下さい (海外に伝えて下さい)
2012-12-24 08:33:19
プラムフィールズ27番地。 様
初めまして。 (*^_^*)
どうぞ「踏み絵」を踏んでからお話し下さい。↓

海外に伝えて下さい
子供たちに虚偽 (きょぎ) を広めないよう
http://goo.gl/iD5m2

虚偽に 「虚偽だ」「ねつ造を止めよう」 と言えない人は、
公開での言動を、ご遠慮下さい。(^_^)/ (当たり前ですね)

理由: 虚偽・ねつ造を助長しているので。
子供たちに虚偽を広めないよう、ご理解お願いします。
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