大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

京都高雄・錦水亭の京会席で海老芋とペルシア人の詩

2024年12月13日 | 京都府
先日のこと、京都高雄へ。
神護寺を拝観した後、

長い石段を下リ、

弘法大師ゆかりの硯石を見て、

老舗料理旅館錦水亭へ。



京会席のスタート。

たしか、この器の中に緑の丸い葉が使われていた。
ユキノシタではない⁇
たぶん山葵⁈
宿の方に尋ねると、調理の人に聞いて来るとのこと。

戻って来られて、やっぱり山葵とのこと。



この料理で、宿の方から京野菜・海老芋の説明があった。

私も説明のお返しで、日本人で初めてペルシャ人に会ったことが確認されているのは、この高雄の高山寺の僧だったと奈良女子大学の教授から聞いた話をした。
この僧は中国留学からの帰り、中国の港で船を待っている時に、ペルシャ人(本人は南蛮人と思い込んでいた)の商人?に出会ったらしい。そして記念(明恵上人への土産)に、その人に詩を書いて貰った。その詩(ペルシア語の詩)が高山寺に残っているとのこと。
高山寺のある高雄は、京の都から少し外れていたので、応仁の乱等の戦乱に巻き込まれることなく、貴重な資料が残されたらしい。
宿の方は、初めて聞く話だと言っておられた。

猪も登場!







最後近くに鮑まで!





大変美味しゅうございました。



食後の運動に、鳥獣戯画で有名な高山寺へ。






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