大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

三吉石塚古墳

2010年08月25日 | 北葛城郡
先日通りかかったN盆地西部にある馬見丘陵。
そこにある「三吉(みつよし)石塚古墳」に,ちょっと寄ってみることにした。
この古墳は,「新木山古墳」の外堤の西側に道を隔てて東向きに造られた帆立貝式古墳。
「新木山古墳」の陪塚と考えられている。
後円部に短い前方部が付く形で、周囲には馬蹄形の濠が巡っていた。
墳丘は後円部が2段に造られ、第一段目には、円筒埴輪列に朝顔形埴輪を置いた埴輪列が巡り、後円部の頂上には、蓋(き ぬがさ)、短甲(たんこう)、家等の形像埴輪が置かれていた。
墳丘と周濠部分の内側に10~30cmの葺石を施し、特に後円部の葺石が縦一列に並ぶ所があり、この葺石の列石間が1つの作業単位で、作業方法を示す基準と考えられているという。
古代の知恵と創造美,そして祀るということ。
その古墳の近くには,お寺の墓地が・・・
整備された古墳の上に立ち,近くに見える二上山を暫く眺めていた。
せやけど,ホンマニ暑かった・・・
「写真;三吉石塚古墳と二上山」




















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