甘樫丘へ上る道の途中で見かけた万葉歌碑。
志貴皇子の歌だという。
従明日香宮遷居藤原宮之後志貴皇子御作歌
婇袖吹反 明日香風 京都乎遠見 無用尓布久
うねめの そでふきかへす あすかかぜ みやこをとほみ いたづらにふく
従明日香宮より藤原宮に遷居(うつ)りし後、志貴皇子(しきのみこ)の御作歌(みうた)
采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く
飛鳥の古都に立ってみれば、華やかな采女の袖をひるがえしていた“明日香風”は、都が藤原の宮(ふじわらのみや)に遷ってしまった今、ただただ空しく吹きぬけるだけ・・・
現在、飛鳥の古き都はすべて田畑となり埋もれてしまったけれど、“明日香風”だけは今も変わらずこの地を吹いている。
志貴皇子の歌だという。
従明日香宮遷居藤原宮之後志貴皇子御作歌
婇袖吹反 明日香風 京都乎遠見 無用尓布久
うねめの そでふきかへす あすかかぜ みやこをとほみ いたづらにふく
従明日香宮より藤原宮に遷居(うつ)りし後、志貴皇子(しきのみこ)の御作歌(みうた)
采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く
飛鳥の古都に立ってみれば、華やかな采女の袖をひるがえしていた“明日香風”は、都が藤原の宮(ふじわらのみや)に遷ってしまった今、ただただ空しく吹きぬけるだけ・・・
現在、飛鳥の古き都はすべて田畑となり埋もれてしまったけれど、“明日香風”だけは今も変わらずこの地を吹いている。
「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」
大正解です!
ももりさんの記憶力には、いつもいつも感心させられます!
私なんか忘れるばかりで・・・