大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

間伐作業

2009年02月21日 | 趣味の園芸
親父は今朝から「山行き」に出かけ た。
ここ10日ほど、隣村に住むオジサンと二人で山に通っている。
杉や桧を植林して40年ほど経った山林の間伐作業だ。
昨日は、雨模様の天候だったので、ここのところの疲れをとるためにと、そのオジサンと近所の日帰り温泉に出かけて入浴、食事の後はマッサージをしてもらったようだ。
今日は私も仕事が休み。
「俺も山へ行こうか?」と聞いたのだが、
「まぁ~家で休んどけ、俺ら男2人でトンド(焚 き火)を焚いて、おおかた休憩してんねん。ぼちぼちするから。お前も仕事で疲れてるんやろう・・・」と逆に気遣ってくれるのだった。
ここのところTVの番組等で、日本の山林が危ないと報道されている。
人工林の間伐作業がされていないのが原因だ。
しかし私は、TVや新聞の解説を腹立たしく思う。
誰も間伐作業にかかる日当(費用)については論じていない。
間伐した材木は、その山林に放置するしかないのが現状だ。
誰が利益の出ないモノに出資するだけの「ゆとり」があると云うのだろうか?
先日訪れた白毫寺への参道で、萩の手入れ作業をしている老夫婦を見た。
正直、懐かしく羨ましかった。
隣村に住むオジサンは、数年前に病気で奥さんを亡くしたという。
親父も同じだ・・・
2人山で作業をし、トンドを囲んで茶菓子を食べながら世間話するのが良いのではないだろうか。
「写真;白毫寺への参道で作業する老夫婦」

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