今日気象庁から、東海地方と関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表がありました。平年より11日遅く、 昨年より8日遅い梅雨明けです。梅雨明け時期が特定しなかった年を除くと、統計開始以来、東海地方では3番目に遅く、関東甲信地方は2007年と同じ3番目に遅い梅雨明けとなっています。
また今日の午後3時にベトナム近海で熱帯低気圧が台風3号に変わりました。3号の発生日時としては過去2番目に遅くなっています。今年は台風の発生が少なく、6月12日に発生した台風2号を最後に、7月中の台風の発生がゼロとなり、観測史上初めてのことです。当初今年の夏は猛暑が予想されていました。7月は梅雨明けが遅れたこともあり、昨年同様にやや低めの気温で経過しています。気象庁の一か月予報では8月の気温は高い予想となっていて、今後一気に猛暑がやってきそうです。
梅雨が明けた今日の八王子は最低気温21.8℃、最高気温31.7℃とほぼ平年並みとなりました。気圧の谷の影響で積雲が広がることが多かったものの、時々真夏の太陽が姿を現しました。今年の7月は異常に雨が多く、八王子では2日と19日を除いて連日降水を観測。総雨量は350mmと平年(176mm)の2倍、一方日照時間は41.2時間と平年(141.6時間)の1/3となっています。そのため庭に水が溜まりやすくなってしまい、芝生が生育不良となってしまいまました。今日は除草とエアレーションを行い、水分を含んだ土を取り除き、目土を入れる作業を行いました。今後日照が続けば、復活してくれるのではないかと期待しています。
梅雨が明けたので、午後から久しぶりに片倉城跡公園に行ってきました。目的はキツネノカミソリの花です。
10000歩を目標に山田駅で電車を降りて片倉まで一駅区間歩きます。小比企町の畑では里芋が大きく成長していました。
今日は、青色のシジミチョウを数多く見かけました。
片倉城跡公園に到着。水車小屋から奥の沢へ向かいます。入口の湿地ではコバギボウシが咲いています。
沢の入口ではウバユリとキツネノカミソリが迎えてくれます。
奥の沢へ向かう途中に咲くヒヨドリバナ
シュロソウも開花しました
奥の沢にやってきました。周囲はオレンジ色に染まっています。
キツネノカミソリが一斉に開花。
奥の沢の一番奥から振り返ります。
奥の沢ではキツネノカミソリが満開です。
奥の沢から二の丸広場へ向かいます。前回訪れたときに数多く咲いていたマヤランやヤマユリの姿は既になく、代わってウバユリが満開です。
本丸広場でススキの根元を探しましたが、さすがにナンバンギセルには早すぎでした(笑)。
住吉神社から片倉沢へ下る途中に咲いていたシギンカラマツ
片倉沢近くで咲き始めたアキノタムラソウ
ノダケも開花しました。
ウバユリが満開の片倉沢
帰りに彫刻広場前のはす沼でカワセミの姿を探しましたが、今日はお休みのようでした。
今年は梅雨明けが遅れました。しかし夏の花の開花は例年より早めの印象です。キツネノカミソリの見頃はあと1週間程度でしょう。