COVID-19の感染拡大が一層深刻度を増す中、9日後には2021年を迎えようとしています。今年の業務が一段落ついたため茨城県の職場への出社は今日が最後。明日からは茨城県のアパートと高尾の自宅での在宅勤務となります。最近、3密回避のため早朝から仕事を行っているため、この冬は大洗海岸へ日の出を見に行けていません。そこで、事務所への出社が最後となる今朝、車で日の出を拝みに行ってきました。
いつもと同じ5時前に起床。上空には星空が広がっています。気象衛星の画像を見ると、太平洋100kmほど先の南東海上には、寒気の名残と低圧部に伴なう積雲がびっしり広がり、ダルマ朝日は期待できそうにありません。何とか雲の上からの日の出は見られそうなので、急いで朝食を食べて予定通り5時50分にアパートを出発。先週のように-6℃を下回るような寒さは和らいだものの、-4℃近くと真冬並みの冷え込みです。
一般道を利用して大洗海岸の駐車場に6時30分に到着。大洗磯前神社の神磯の鳥居には、既に10名以上の観光客や地元の方が日の出を見に来ていました。しかし予想通り遠く水平線上には積雲が連なり、しかも日の出の方向には背の高いが居座り、全く動く気配がありません。
気が付くと鳥居の右端に海鳥がとまっていました。そして遠くを鳥の群れが飛んでいきます。次第に雲が焼けてきました。
雲の上からキラッと太陽が姿を現しました。空がさらに赤く焼けます。
ダルマ朝日は見られなかったので海鳥と遊んでみることにしました。思いっきりしゃがみこみ、海鳥と太陽のコラボを狙います。
海鳥の背後に太陽が昇っていきます。
もう少し。
少し引いてみます。
ダイヤモンド海鳥(笑)?
なかなか絵になりますね。
神々しい日の出です。
冬場にしては波が穏やかで毛嵐も発生せず、とても穏やかな夜明けでした。
気温は氷点下なので、遠くの雲が無ければ蜃気楼現象が発生してダルマ朝日が見られたことでしょう。冬場は季節風の影響で太平洋上に筋状の雲が発生しやすく200km先まで水平線が見られる気象条件はそれほど訪れません。明日は穏やかに高気圧に覆われるのでもしかしたら。でも気温は高めで蜃気楼は発生しないかも。朝起きて気象衛星の画像を見て、水平線が見える可能性があれば再び訪れてみましょう。明日は友部のアパートで在宅勤務。始業には十分間に合います。