ウリパパの日記

自由気ままに・・・

多摩川富士見町からのダイヤモンド富士 2020.12.30

2020-12-30 20:51:18 | ダイヤモンド富士

今日は南北に深い気圧の谷が日本列島を通過しました。八王子では朝のうち久しぶりのお湿りがありました。しかし雨量は0.0mmでした。昼前には青空が広がり今日も暖かい一日となりました。八王子では朝の最低気温1.8℃。最高気温12.8℃と昨日に続いて11月下旬並みの気温。穏やかな年末を迎えています。

午後から富士山方面の雲もなくなり、今日はダイヤモンド富士日和です。夕方、多摩モノレールの柴崎体育館まで出かけ、多摩川を上流へ歩いてみました。

 

中央線鉄橋をくぐり観察ポイントへ向かいます。鉄橋の近くにも大勢のカメラマンがいました。

 

鉄橋の先200mほど歩くと、大勢のカメラマンが日没を待っています。

 

このあたりが観察ポイントかな? もう少し西かもしれません。さらに200mほど進みます。

 

そろそろ日没です。

 

左肩に太陽がかかります。山頂には雪煙が舞っています。

 

着地しました。

 

太陽が沈んでいきます。雪煙がますます激しく舞い上がり、太陽の輪郭が分かりにくくなってきました。この太陽が山頂の中央にあればよかった。ベストポイントはさらに西でしたね。でもその方面には誰もいません。視界が遮られるのかもしれません。

 

富士山頂のシルエットははっきり見えています。山頂というよりは雪煙の中に沈んでいきます。

 

太陽の輪郭が認識できたのはここまで。

 

まるで噴火しているかのようです。

 

最後にキラリと光る瞬間もなく、雪煙の中に沈んでいきます。

 

日没後も雪煙が印象的です。今日の富士山頂は低気圧が持ち込んだ暖気に影響で-5℃まで気温が上昇しました。夕方には冬型の気圧配置が強まり-19℃まで急降下しています。

 

大室山と高尾山の間にそびえる富士山のシルエット。八王子からみる富士山は大室山や高尾山の稜線に裾野が隠れてしまいます。多摩川まで来ると富士山の全容が見えて雄大な姿を拝むことができます。

 

日没後の富士山をコンデジでズーム。昨夜から今朝にかけての降水で富士山はようやく雪化粧。山麓まで白く冠雪していました。

 

今日は満月です。12月の満月はコールドムーン(寒月)と呼ばれています。実はダイヤモンド富士を見た後に立日橋から月の出を狙っていたのです。しかし東の空には厚い雲が広がり月の出は最低でも1時間以上先になりそうです。帰りの高幡不動駅でも雲の中。狭間駅で降りるとようやく雲の上から満月が姿を現しました。早速コンデジでズーム。

18時頃から急激に北風が強まっていました。冬型の気圧配置に変わってきたのでしょう。ところで、昨日の朝、シベリア大陸の高気圧は1084HPaまで勢力が強まっています。

昨日午前3時の天気図です。シベリア上空には推定中心気圧1084HPaの高気圧。この気圧は記録的な高さだそうです。実際にモンゴルでこの気圧が観測されたわけではなく、現地(1700m)で観測された気圧から標高と気温の補正を行い推定された気圧が天気図上で用いられているのです。この高気圧から流れ出す寒気が今夜から明日にかけて西日本や北日本を直撃するため、日本海側ではかなりの大雪が予想されています。関東地方では地形的に今回のような西回りの寒気の影響を受けにくいので、マスコミが大げさに報道するほどの寒さにならず、例年並みの寒さの年末年始となりそうです。

コメント
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