11月後半になってようやく霜月らしい冷え込みの朝となりました。今朝は笠間で0.2℃まで下がり、早朝は霜で一面真っ白でした。穏やかに晴れて3.2℃まで下がった水戸では初氷を観測しています。冬型の気圧配置は次第に弱まり移動性高気圧に覆われてきたため、関東地方は快晴の一日。今週は仕事が一段落したので、午後休暇を取得して、霞ヶ浦までダイヤモンド富士を見に行ってきました。
移動性高気圧が日本海に移動して、本州南岸は気圧の谷となるため、午後になると富士山付近に低い雲が発生しやすいパターンです。ライブカメラを見ると富士山周辺はどんより曇り空。でも山頂付近は晴れている様子です。高気圧は南東へ移動しているため、富士山付近の風向きが変わり夕方には低い雲も一時的に解消へ向かうのではないかと期待して、友部のアパートを15時前に出発します。友部からダイヤモンド富士の観察ポイントである霞ヶ浦の橋門付近まで45km。所要時間は1時間程度です。
16時10分過ぎに霞ヶ浦リンリンロードに到着。太陽が沈む方角には低い雲が垂れ込め、富士山の姿は見えません。でも雲の高さからすると山頂は姿を見せそうです。
太陽が雲に沈む直前、富士山頂のシルエットが見えました
山頂を包み込むように沈んでいきます
山頂のシルエットは肉眼でもはっきりと見えます
ほとんど雲に隠れたダイヤモンド富士
左肩に沈んでいきます
雲と富士山でつくりだすキャッツアイ
最後の輝き。富士山と雲の間に沈んでいきました。
日没後の霞ヶ浦がオレンジ色に染まります。ちょこっと富士山の影が現れました。
霞ヶ浦から富士山まで173km。この距離のおかげで雲の上に山頂が姿を見せてくれました。霞ヶ浦東岸は今日ダイヤモンド富士を拝めた唯一の場所でしょう。今日見かけたカメラマンは他に1名のみ。富士山ライブカメラを見て断念した人が多かったのではないでしょうか。
今週金曜日にも午後休暇を取得する計画をたてています(可能なら)。次回はダイヤモンド大仏狙いか・・・