ウリパパの日記

自由気ままに・・・

霧氷の那須朝日岳と姥ヶ平、茶臼岳登山 2024.10.21

2024-10-22 20:02:55 | 山登り

秋の空気に覆われて冷え込んだ昨日朝は、笠間で6.4℃、大子町で4.4℃、水戸で7.8℃まで冷え込みました。今年は、仕事の都合がつかずに紅葉を見に出かけていなかったので、週明けの昨日、思い切って休暇を取得して那須へ遅い紅葉を見に出かけてきました。先週末からの寒波で、朝日岳から三本槍岳にかけての稜線は初冬の雰囲気。先週見頃を迎えていた姥ヶ平の紅葉も、ほぼ終わっていました。登山道には霜柱や氷が目立ち、朝日岳の北斜面では綺麗な霧氷が見られました。

アパートを5時前に出発。峰の茶屋の駐車場には6時40分過ぎに到着しました。ところが平日というのに既に満車です。一方通行なのでいったん下り、再び折り返して少し離れた第2駐車場に空きスペースを見つけたのでそこに駐車。残り1台でした。那須の紅葉は1500m付近まで下ってきたため、大勢の登山客が早朝から押しかけているようです。

 

早朝は快晴。昨日の目的は朝日岳と姥ヶ平、そして最近パスすることが多かった茶臼岳に登ります。暖かい秋とはいえ、さすがに三本槍岳の紅葉は終わっていると思われるので、1900m峰で折り返すルートとしました。

 

7時10分に出発。気温は氷点下。駐車場から見る鬼面山の紅葉が美しく、ちょうどピークを迎えています。

 

那須ロープウエイ沿いの紅葉も鮮やかに色づいています。この周辺 、標高1500~1600mに紅葉前線が南下していました。

 

右手に朝日岳を見ながら峰の茶屋へ向かって緩やかな上りが続きます。

 

左手には茶臼岳。ここから山頂は見えません。

 

峰の茶屋から剣が峰の南側を朝日岳へ向かいます

 

南斜面なのでまだ紅葉が残っていました

 

気温は低いながらも快適な山歩き

剣が峰を過ぎてからは北斜面の岩登りが続きます。その後、稜線に出てから朝日岳へ向かいます。

 

朝日岳の北斜面は霧氷がびっしり。風も冷たく体感温度は-5℃を下回るのでないでしょうか。

 

8時過ぎに朝日岳山頂に到着。標高は1896m。茶臼岳山頂に雲が湧きあがってきました。

 

雲海の先に頭を出す日光連山。男体山と女峰山、帝釈山のピークです。

 

その西の雲海の先には至仏山と燧ケ岳(右側)。燧ケ岳は東北地方の最高峰です。

 

朝日岳の東を見下ろします。紅葉がピークを迎えています。

 

北側の眺望。こちらは快晴です。この方面までは湿った南東の空気が届かず乾いた晴天続きでした。残念ながら1900m峰から三本槍岳にかけての紅葉は終わっています。例年、この周辺の紅葉のピークは9月下旬。今年はかなり遅れたようです。

 

遠く、安達太良山から吾妻連山方面は手前の雲に遮られてしまい、かろうじて山頂が姿を現しています。

 

再び南側の茶臼岳を振り返ると、ガスが濃くなり山頂を覆ってしまいました。

 

山頂直下の霧氷

 

日陰では全ての枝が凍り付いています。気温は氷点下でしょう。

北へ続く稜線は天気が良いので、1900m峰まで足を延ばします。

 

途中で朝日岳を振り返ると、山頂にガスが迫ってきました。

 

1900m峰に到着。正面の三本槍ヶ岳にかけての紅葉も終わっています。

 

ここでも霧氷が残っていました

 

南側の眺望。これから向かう姥ヶ平方面にもガスがかかっているようです。

 

朝日岳を見ながら峰の茶屋へ戻ります

峰の茶屋から牛ヶ首にかけての茶臼岳西側はガスがかかり、肌寒さを感じました。牛ヶ首から姥ヶ平へ下り、ひょうたん池へ向かいます。そのタイミングで霧が晴れて、茶臼岳の山頂が姿を見せました。

 

ひょうたん池から見上げる雄大な茶臼岳。期待の紅葉は少し遅かったようです。終盤を迎えていました。

 

木道からの北西の1900m峰方面を見上げます。姥ヶ平の標高は1600m弱。標高差は300mあります。

 

木道から見上げる茶臼岳

 

姥ヶ平の広場でも記念に1枚

ここで暫く休憩します。山頂には時折ガスがかかるものの安定しているので、久しぶりに茶臼岳に登ってみることにします。天気が良さそうな北側からのアプローチとするため、峰の茶屋方面へ戻ります。

 

姥が平を見下ろします。正面は大倉山から三倉山の稜線でしょうか。

 

その稜線の先に、浅草岳と守門岳を遠望

 

三本槍岳の稜線の先には飯豊連峰の大日岳を遠望

 

左手に朝日岳を見ながら茶臼岳へ登ります。約20分の登山です。

 

標高が上がると三本槍岳の先に飯豊連峰が見えてきました。先ほど紹介した大日岳の右に飯豊山。

 

 

標高1915mの茶臼岳山頂に到着。ここを訪れるのは久しぶりです。山頂に近づくにつれてガスに覆われてしまい、眺望はありません。

 

しばらく待つと霧が晴れ、再び三本槍岳が姿を現します。

 

再び大日岳と飯豊山をズーム。この方面は全く雲がありません。昨日は、新潟県から日本海側の山々は天気に恵まれたようです。

 

茶臼岳から下る途中、紅葉の鬼面山方面を見下ろします

 

雲の間から日が差し込むと、山全体が赤く燃えています

 

朝日岳南側斜面の紅葉を左手に見ながら駐車場へ下ります

 

例年は9月下旬から10月上旬に那須を訪れて少し早めの紅葉を楽しむことが多かったのですが、今年はかなり遅めの紅葉登山となってしまいました。稜線では霧氷を見ることができて、そこそこ満足しました。

 

参考までに昨年10月3日に訪れた三本槍岳の紅葉を紹介しておきます

 紅葉が始まった三本槍岳登山 2023.10.3

 


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