今日は茨城県で過ごす休日です。あいにく茨城県には湿った空気が入り未明にはにわか雨が降りました。日中も低い雲に覆われてしまい、予定していたシーツ類の洗濯は中止して部屋の大掃除のみとしました。笠間では今朝の最低気温が8.3℃と異様に高く、日中も曇り空ながら20℃近くまで気温が上がっています。薄日も差してきたので、午前中に見頃を迎えた笠間市内の紅葉を巡ってきました。まずは稲田御坊西念寺へ向かいます。
石畳の参道。モミジが色づいています。
茅葺の山門は鎌倉~室町時代の建立。ここは浄土真宗発祥の地で、親鸞聖人が20年間住んでいたと伝えられています。標柱には別格本山と刻まれています。
山門をくぐると正面に本堂。その手前にイチョウの大木がそびえます。
もう終盤ですね。今朝の雨でかなり葉を落とし、落葉の絨毯となっていました。
大イチョウの手前には、明治6年の強風で損木した桜の株が保存されています。
イチョウの大木を見上げます。樹高35m、目通り幹囲い7.5mの巨樹です。
本堂裏手の階段を上り、突き当りの六角堂にやってきました。曇り空でもモミジが真っ赤に映えます。六角堂には親鸞聖人の御尊骨の一部が眠っています。
帰りに裏門から稲田御坊の紅葉を見上げます。
出来れば青空の下で紅葉を見たかったですね。参考に、2年前の11月12日に訪れた時の様子を紹介しておきます。
稲田御坊 西念寺のお葉つきイチョウの黄葉 2021.11.12
続いて、北山公園へ向かいます。北山公園には1週間前の11月16日に訪れ、その時の記事が本ブログのトップページに採用されたことから、多くの方に読んで頂きました。それから1週間経過して、丘陵の広葉樹や新池周囲のモミジの色づき進み、紅葉の盛りとなっていました。
池にかかる橋から見るイチョウとモミジ。イチョウは葉を落としてモミジは一段と赤味を増しています。
先週も紹介したアングルです。できれば青空の下で見たかった。
このモミジは今日一番の色づきです。
晩秋の雰囲気です
モミジを満喫してから展望塔へ向かいます
展望塔の近くでも色づきがピークを迎えています
雲の間から日が差してきました。子供達がローラー滑り台で遊んでいました。
高さ23mの展望塔からの眺め。佐白山方面へ続く丘陵は黄金色に染まっています。前回はわずかに黄色く色づき始めた程度でした。1週間の変化に驚きです。
南側の眺望。こちらも黄金色に染まっています。
先ほど歩いた新池周辺のモミジをズーム
今日の茨城県は天気がぱっとしません。昼前に青空が見えてきたので布団を干しました。今日は夕方に霞ヶ浦の井上地区からダイヤモンド大仏が見える日。それを見てから自宅へ戻ろうと考えています。天気予報では高圧部に入って南西の風が吹いて天気は回復傾向なのですが、気象衛星の雲の動きを見ているとそのタイミングが予想より遅れそうです。この様子では厳しそうです。牛久大仏は見えても、太陽と富士山は雲、あるいは霞の中でしょう。
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