4月15日の朝、ひたち海浜公園を訪れるときに、那珂湊駅から阿字ヶ浦駅までひたちなか海浜鉄道に乗車しました。今まで、勝田駅で見かけた車両やヘッドマークをたまに紹介していました。しかし実際に乗車したのは何年ぶりでしょう。効率の視点では勝田駅からの路線バス利用に軍配が上がります。しかし天気が良いときは、のんびりローカル線の風情を満喫するのも楽しいものです。
当日は在宅勤務で午前中はフリーです。密な常磐線は避けたいので、友部のアパートから車で那珂湊へ向かいます。途中、海門橋から太平洋を眺めます(ロードパークに停車)。
橋の上から日光連山を遠望。左から男体山、大真名子山、女峰山です。
湊公園の駐車場に車を置き、那珂湊駅でちょっと寄り道。目的の車庫へ向かいます。
廃品を再利用するのでしょうか。使わなくなった券売機です。
車庫を見渡せる場所にやってきました。手前にケハ601の保存車。その先にはキハ11-201が見えています。
東海交通事業城北線から譲渡されたキハ11-201です。
城北線時代のヘッドマークが掲出されたままです。運用されている姿を見たことがないので、部品取り用の車両なのでしょうか。
こちらはケハ601の保存車。よく見ると台車はありません。日本初のステンレス気動車で平成4年に廃車となってから車内のみが保存されているそうです。車内はイベント時に公開されることがあるようです。
こちらはキハ203です。元国鉄のキハ20形で、鹿島臨海鉄道を経て茨城交通の譲渡された車両です
車体の側面にはキハ20429と表示されていました。タラップがあり、こちらもイベント時に内部が公開されるようです。
そろそろ阿字ヶ浦行の列車がやってくるので駅に引き返します。
駅へ戻る途中、大谷石で作られた立派な蔵がありました。築60年以上の歴史があるようです。
現在は、各種催事、展示会などで使われているようです。
那珂湊駅の待合室には、先ほど見てきたケハ601の模型が展示されていました。
駅のホーム越しに車庫を眺めます。先ほどは、見えている車両の先を見学してきました。
駅で見かけたキハ205。ネットで調べると2019年に全面塗装が行われたみたいですす。勝田駅ではあまり見かけないので気づきませんでした。
那珂湊駅から阿字ヶ浦へ向かいます。平磯駅の先は、3月に開業したばかりの美乃浜学園駅です。
記念に車内の行先表示をズーム。
美乃浜学園駅に到着。誰も下車しません。少し先に見えるのが4月に開校した小中一貫校の美乃浜学園の校舎です。
阿字ヶ浦駅に到着。ご神体となるキハ222のすす払いが始まっていました。
那珂湊第壱車庫の大きな看板が掲げられていました。
帰りに、すす払い中のキハ222をのぞいてみました。これから車両の塗装や補修が行われ、いよいよひたちなか開運鐡道神社の建立が始まるようです。楽しみですね。
楽しみといえば、ひたちなか海浜鉄道は、この阿字ヶ浦駅からひたち海浜公園までの延伸計画です。開通の予定時期には茨城県での単身赴任が終わっているので、東京から乗りにくるつもりです。
帰りにやってきたキハ11-5はヘッドマーク掲出車です。阿字ヶ浦側にヘッドマークが付いているのは珍しいです。
ネモフィラのヘッドマークです。昨年は出番がなかったので、2年ぶりのお出ましですね。
那珂湊駅で下車し、車で友部へ戻る途中、大洗駅の前を通りました。天空海関は大洗町出身なのですね。町の総力あげて応援している様子がわかります。NHKの茨城県ローカルニュースでは、大相撲開催時に地元力士の取り組み結果を毎日紹介するほど力を入れています。
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