今日は注目の八王子市長選挙です。いろいろ用事があって投票に行けないので、昨日の午前中、八王子駅南口総合事務所で期日前投票を済ませてきました。
自宅から八王子へ歩いて向かう途中、西八王子駅前の某歯科医院の前を通りかかります。この歯医者さんは市長選挙を応援しているのです。
もちろん立候補はしていません(笑)。これだけ名前が売れてしまうと、将来はわかりませんね。
期日前投票の会場に到着。駅の近くなので午前中は長い行列が出来ていました。
投票を終えてから、近くにある「桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)」をちょこっと見学してきました。ちょうど企画展「はちはくでお正月」を開催中。年末年始に合わせて、おめでたいものや縁起ものが展示されていました。
男児祝着の展示。昭和初期に作られたもので、右側の水墨画風の着物は男児の生後31日目のお宮参りの際に使用されたそうです。
八王子車人形の新年のしつらえ(三番叟)です。右側は、えびす舞人形。
三番叟は八王子車人形の主な演目の一つで、舞台の幕開きやおめでたい場面で演じられるそうです。
こちらは、えびす舞人形の説明。人形芝居の舞台では、鯛を釣る場面も演じられるそうです。
七福神と吉祥天(つまり八王子八福神)の説明
七福神の掛け軸が展示されていました。大正13年の作です。上から毘沙門天、寿老人、弁財天、福禄寿、恵比寿、大黒天、布袋尊が描かれています。
だるまのコーナーもありました。関東一帯では養蚕の縁起ものだったそうです。だるま抱き猫の写真が面白いです。繭を食いちぎり、さなぎを食べてしまうネズミを退治してくれる猫を大切にしていたことから、だるま抱き猫が作られたそうです。
だるまさんの展示はこちら。目の輪郭は墨で描かず、金箔が貼ってあります。
このだるまは八王子高月町の沢井安雄家の作です。沢井家は屋号を「だるま屋」といい、平成4年頃までだるまを作っていたそうです。
小正月に作られる繭玉の展示です。八王子では梅の枝を石臼や俵に挿し、上新粉などで作った団子やミカンを飾るそうです。
最後は鉄ネタ。京王線で過去に発売された初詣記念乗車券が展示されていました。これも昭和の時代ですね。
期日前投票後にふらっと訪れた「はちはく」。なかなか勉強になりました。
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